2026年6月7日、宮崎県新富町のルピナスみらい劇場でユニークな体験型イベント、「ホーンテッドしんとみ〜ルピナスみらい劇場の謎に迫れ〜」が開催される。主催は、地域活性化に取り組む一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)で、指定管理者となったこの劇場の新たな取り組みの一環として企画された。ホラー脱出ゲームは、近年人気の「脱出ゲーム」と没入型(イマーシブ)ホラーを巧みに組み合わせたものであり、チームでの協力を促進し、全員が共にミッションのクリアを目指すインドアエンターテインメントとして期待が寄せられている。
イベントの概要
本イベントは、午後5時から午後9時まで行われる。ルピナスみらい劇場は、普段は文化施設として利用されているが、この日だけは異なる顔を見せる。参加費は、小学生以下500円、中学生以上1,000円で、事前に完全予約制。1組5〜6人のチームが8つ、30分ごとに設定された時間に参加できる。
参加者は、劇場で起きた異変に挑むことになる。ストーリーは、「ウイルスが蔓延したルピナスみらい劇場で仲間が出られなくなったため、救助要請が館長から発せられる」というもの。制限時間の30分以内に、仲間を救出し、監視カメラの設置といった明かされていないミッションを達成することが求められる。
MIRISEプロジェクトとの関係
このイベントは、こゆ財団の「MIRISE(ミライズ)プロジェクト」の一環でもある。このプロジェクトは、「年間30プロジェクト・100作品・1,000人の創造人口創出」を目指しており、地域の子供たちや若者に、創造的で非日常的な体験を提供することを目的としている。こゆ財団は、地域の資源を活用し、町の活性化を図る新たなビジネスモデルを提案している。
地域活性化の目標
新たに指定管理を受けたルピナスみらい劇場は、公共文化施設としての役割を見直し、単なる貸館から「稼ぐ劇場」へと進化を遂げる。地域の創造人口を生み出すことを目標とし、地域住民のニーズに合わせた自主事業を展開することによって、持続可能な地域活性化を推進する。
こゆ財団の背景
設立は2017年、その後地域商社としての役割を担いながら、地元の特産品「新富ライチ」のブランディングやふるさと納税事業、若年層の育成に取り組んできた。地域おこし協力隊の活用や移住者の受け入れも行い、地域内の新たな挑戦を支援している。これにより、人口1万5千人の新富町で、ふるさと納税の寄附額は9年間で累計150億円に達した。
このような背景を持つこゆ財団は、今後も地域の可能性を拡げていくことを目指し、現代のニーズに合った文化の提供に励む。新富町文化会館のホラー脱出ゲームは、その棋跡を築く第一歩である。ぜひ参加して、異空間でのエンターテイメントを楽しんでほしい。