ミュージカル『ある男』
2025-07-19 13:28:16

ミュージカル『ある男』が8月4日東京で開幕、主要キャストによる舞台挨拶も実施!

新作ミュージカル『ある男』が2025年8月4日に東京建物 Brillia HALLにて開幕します。この作品は、平野啓一郎の著名な小説を基にしたもので、心に響く音楽と見応えのあるストーリーが融合し、観客の心を掴むこと間違いなしです。公演に先立ち、7月18日には稽古の模様が公開され、一般応募で選ばれたレポーターたちが、緊迫感あふれるシーンや劇中の楽曲を初めて体験しました。特に、主要キャストである浦井健治、小池徹平、ソニン、上原理生たちが音楽と演技で織り成す魅力的な世界観に、観客から期待の声が上がっています。

物語は弁護士の城戸章良(浦井健治)が奇妙な依頼を受けるところから始まります。彼は、亡き夫にまつわる衝撃の真実を追求する谷口里枝(ソニン)に出会いますが、兄の恭一(上原理生)が彼女に衝撃の事実を告げる場面では、物語の核心が揺らぎます。特に印象的なのは、「別人」という楽曲が物語の始まりとなる場面で、恭一が力強く歌い上げ、場の緊張感を高めました。

続く「ある男」では、調査を進める城戸が、自らの内面と過去に向き合うことになります。小池徹平が演じる神秘的な男「X」との間のデュエットは、幻想的で、観客を物語の深い闇へと引きずりこみます。さらに最後には「暗闇の中へ」という楽曲で、城戸が未知の「X」の正体に迫る様子が描かれ、物語は一層緊迫感を増します。彼の調査は、戸籍ブローカーとの接触を経て、無名の男「X」がどのようにして自身のアイデンティティを隠していたのかという真相を追求する形で進んで行きます。

上演するキャストたちは、各々の役に熱意と情熱を込め、質疑応答の中でも自らのキャラクターを大切に育てていることを語りました。浦井は「ミュージカル化に伴い過去のXとの交差が特に魅力です。好きな歌に支えられながら、キャラクターの色を際立たせていきたい」と語り、小池もその音楽が深い物語世界を見事に映し出していると称賛しました。ソニンや上原もそれぞれの役柄に込めた思いを語り、観客に期待を抱かせました。

特に、8月3日には中池袋公園での舞台挨拶が予定されており、ファンにとっては、直接キャストに会える貴重な機会です。入場無料ですが、混雑が見込まれるため、早めの到着が推奨されています。このイベントでは、キャストの熱気を感じつつ、開幕を前にした彼らのパフォーマンスを観ることができます。

東京公演は、2025年8月4日から8月17日まで行われ、その後広島、愛知、福岡、大阪と全国ツアーが予定されています。この機会を逃さず、ぜひ劇場で感動のひとときを味わってください。愛と記憶の真実、そして人間の本質に迫る『ある男』は、視覚、聴覚、心の全てを揺さぶる新たな劇場体験を提供することでしょう。見逃せない一作です!


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