舞台人の生きた表現を切り取る！山田徳春の写真展「役写」開催

山田徳春の写真展「役写」〜舞台人を写す〜が開催

関西を拠点に、多岐にわたる表現活動を行うフォトグラファー・山田徳春が、新たな写真展「役写」を開催します。この展示は、彼がこれまで関西の小劇場で出会った俳優や劇団員のポートレート作品を一堂に集めたものです。舞台人たちの演じる瞬間や、素の表情を通じて、日常の裏に潜む生のエネルギーを切り取ります。

写真展の内容

本展では、山田が手がけた数々の作品を通じて、演劇やダンス、ライブパフォーマンスといった多様な表現者たちの姿を展示します。山田は20代の初めに小劇場で舞台活動を経験した後、写真の道に進むことを選びました。そのため、彼の作品は単なる記録にとどまらず、表現者への敬意と共感に満ちた深い眼差しが込められています。

写真の中には、舞台という異空間で繰り広げられるドラマを生き生きと伝える瞬間があります。それは、一人ひとりの演者が持つ独自のエネルギーを感じ取ることができる貴重な機会です。この展示は、フォトグラファーとしての山田の成長や、彼の人間性が色濃く反映されているともいえるでしょう。

スペシャルイベント「トークセッション」

さらに、特別なイベントとして、展示期間中の11月8日（土）には、アーティスト・東學氏を迎えたトークセッションも予定されています。このセッションでは、山田徳春の作品の背景や、舞台芸術とフォトグラフィーの関係についてより深く対話が交わされることが期待されます。

お互いの視点から、舞台芸術の魅力や、被写体との関係についての新たな発見があることでしょう。観覧者にとって、展示だけでなく学びの場となるこのトークイベントも見逃せません。