ひぐちこーきが贈る新たな音楽体験『VRCDシステム』始動

メタバースでの新たな音楽の楽しみ方

5月1日、アーティストのひぐちこーきが新しい音楽体験『VRCDシステム』を発表しました。これは、メタバース空間であるVRChatで動作し、物理的なCDを操作する感覚をVR内で再現する革新的なシステムです。従来の音楽の楽しみ方を一新し、デジタル音楽配信の利便性をアナログな体験と融合させています。

音楽体験の新しい形

ひぐちこーき氏は、音楽活動をVR空間内で展開しており、この『VRCDシステム』によってリスナーは同じ仮想空間にいる他のユーザーと共に音楽を楽しむことができます。アーティストとファン間で新たな交流の場を提供し、デジタル社会における音楽の楽しみ方を進化させることを目指しています。

VRCDシステムの魅力

具体的には、VRCDシステムではアーティストが自らの音源やジャケットイメージをもとに「VRCD」を作成可能です。これにより、誰でも簡単にVRCDを制作できるよう手厚いマニュアルも用意されています。さらに、このVRCDは共通規格のため、異なるアーティストから購入した楽曲もシームレスに再生できます。音楽界のコラボレーションやプロモーションが活性化されることが期待されています。

ユーザーは「VRCDPlayer」と呼ばれる専用プレイヤーを自分のワールドに設置し、音楽を楽しむことが可能です。このプレイヤーでは、CDの挿入から楽曲の再生、スキップ、シャッフル、歌詞表示など多様な操作が実現されています。操作はプレイヤー本体からも行えますし、コントローラーには歌詞が表示されるため、より没入感が増すでしょう。

コラボレーションアーティストたち

このプロジェクトには多くのVRアーティストやVTuberが参加しています。例えば、Miliaや甘野氷、Kapruit、ぼいどすなど、さまざまな才能が集結し、初期に提供する楽曲として300曲以上を用意。こうしたコラボレーションが新たな音楽文化を築く原動力となるでしょう。

今後の展望

『VRCDシステム』では、今後も多くの楽曲が追加予定です。また、VRCD先行設置ワールドとして、『BAR 泡沫-utakata-』や『星空の音楽箱』などが用意されており、ユーザーは直接この新たな音楽体験を楽しむことができます。

公式情報

本システムに関する詳細はVRCD公式HPで確認できます。興味のある方はぜひ、初めての体験をしてみてください。音楽の新たな形が、あなたを待っています。

ひぐちこーきは音楽活動を2022年から開始し、リアルとバーチャルの両方で活躍しているアーティストです。彼の音楽活動や技術サポート業務についてより詳しく知りたい方は、彼のTwitterもご覧ください。

形成される数々の新たな音楽体験の中で、あなた自身も一部となり、新たな音楽の風景を楽しみましょう。