メンズメイクの新時代!AI技術で誤差わずか1ミリを実現
2025年6月4日、東京でメンズメイク専門店「イケメン製作所」を展開する株式会社オシアスターが、革新的な技術「A.I.A.M(アイアム)」の正式リリースを発表しました。この新技術は、AIを駆使して誤差1ミリの精密な施術を実現するもので、これまでのメンズ美容の常識を根本から覆すものです。
A.I.A.Mの革新性
1. 12万人の顔データから導かれる美のテンプレート
A.I.A.Mは、144,000人以上の顧客データを基に、AIが統計的に学習を行うことで形成されています。その結果、「優しい」「頼りがいがある」「清潔感がある」などの印象を最大公約数で導き出し、二次的な主観に左右されることなく、客観的かつ精緻な美の基準を提供します。
2. 骨格と筋肉に最適化されたデザイン
この技術は、目や眉、骨格、筋肉の関係を3D解析し、個々の特性に応じた理想のえりや眉の形を提案します。これにより、デザインと施術が一体となり、より高い満足度を実現することが可能となります。
3. 圧倒的な再現精度
施術者はA.I.A.Mを活用し、顔にデザインを投影してトレースすることで、誤差わずか1ミリの再現性を達成します。従来の手法では人間の技術に依存していた部分が、AIによって補正されることで、より高精度な仕上がりが実現します。
メンズ美容の入門としての“眉”
「イケメン製作所」は、美容がもたらす変化を重視し、「見た目が変われば生き方も変わる」との理念のもと、メンズメイクの入り口として“眉”に焦点を当てています。「まずは眉毛を整えてみませんか?」というアプローチが多くの男性に共感され、現在では眉スタイリングを目的とする顧客が増加。メンズ美容の社会的壁を取り払い、新たな文化として確立するための原動力となっています。
AI導入の背景
2018年的な顧客満足度調査から浮かび上がった課題に応えるべく、AIの導入に至りました。「オーダー通りの仕上がりにならない」「左右差が気になる」といった声が多く寄せられ、そこでAIによる精密な補正を模索。約7年に及ぶ開発投資と研究を経て、A.I.A.Mは完成し、2025年6月からの正式導入が決定されました。
他社の追随を許さない理由
A.I.A.Mは、特許出願済みの独自技術に支えられています。TrueDepthを用いた顔の深度情報の3D解析、3Dスケールによる再撮影時のズレの補正、そして骨格に基づく最適デザインのロジカルブロウ理論アルゴリズムが、その中心にあります。同等の再現には少なくとも3年の開発が必要で、すでに次世代の美容AI基準としての地位を確立しています。
今後の展開とビジョン
2025年下半期からは所属美容師やサロン向けにSaaSの提供を開始する予定。また、5年以内には東京証券取引所での株式公開(IPO)を目指し、AIと美容を融合させた新しいビジネスモデルの実現を目指しています。
代表の言葉
「A.I.A.Mによって、美容業界を1000年進化させる」と代表取締役の手塚拓海氏は語ります。彼はIT業界出身で、30年間にわたりITがもたらした進化を美容業界にももたらす意欲を示しています。
AIによる新たな施術プラットフォームがどのようにメンズメイクを変革していくのか、今後の展開が楽しみです。詳細は公式サイトで確認できます。