影山茉以さんのバレエ道と公演の見どころ
ポーランド国立バレエ団ファーストソリストの影山茉以さんにインタビュー
2025年8月8日、東京のきゅりあん大ホールにて『バレエアンサンブルガラ2025~東京~』が開催されます。この特別な公演に出演するのは、ポーランド国立バレエ団ファーストソリストの影山茉以さんです。彼女のバレエダンサーとしての道のりや、ポーランドでの生活、そして今回のガラ公演の見どころをお伺いしました。
バレエへの情熱の始まり
影山さんは、わずか3歳のころからバレエに触れ、12歳でアクリ・堀本バレエアカデミーに所属しました。ここから彼女の本格的なダンス人生が始まります。影山さんは、「バレエは私の表現方法であり、人生そのもの」と語ります。また、バレエダンサーとしての夢を抱くきっかけは、子供の頃に出会った先生や仲間たちの影響が大きいと明かしています。
ポーランドでの新しい生活
影山さんがポーランドに渡ったのは、ベルギーのアントワープバレエスクールへの留学からさかのぼります。その後、エストニアやクロアチアのバレエ団を経て、現在はポーランド国立バレエ団で活躍中です。ポーランドの文化や人々に囲まれた新しい生活に、彼女はすぐに魅了されました。影山さんは「ポーランドのバレエは、非常に情熱的で表現豊かです。私もその一員として観客に感動を与えられることに喜びを感じています」と自信を持って語ります。
バレエガラコンサート『シンデレラ』の魅力
今回のガラコンサートで特に注目すべきは、「シンデレラ」からの抜粋です。影山さん自身もこの演目に出演する予定で、「物語の中でキャラクターの成長を描くところに、観客の皆さんに楽しんでもらえる見どころがあります」と述べています。この公演は現役のプロバレエダンサーと、未来のダンサーたちが共演する場でもあり、影山さんにとって若い世代とつながる貴重な体験でもあるのです。
影山さんの足跡と受賞歴
影山さんは、数々のコンクールでの受賞歴を持ち、2001年にはオールジャパンバレエユニオンで1位を獲得。さらに、2007年にはローザンヌ国際バレエコンクールのセミファイナリストに選ばれるなど、その実力を証明してきました。最近では2023年にポーランド・ベストダンサー賞を受賞するなど、国際的にも注目されています。
また、影山さんは「一つの舞台を仕上げるには、日々の努力が不可欠です。その積み重ねが、今の自分を作り上げています」と、日々の訓練に対する真摯な姿勢を強調します。
これからの挑戦
影山さんは今後も舞台での表現を深め、新たな役柄にも挑戦していきたいと意気込みを語ります。彼女自身の魅力を引き出す演技を通じて、観客に深い感動を与えたいと考えているのです。「これからも、バレエを通して人々に夢や希望を届けたい」と話す影山さんの言葉には、彼女の情熱があふれています。
公演情報
【バレエアンサンブルガラ2025~東京~】は、2025年8月8日、きゅりあん大ホールで開催され、プロダンサーたちと未来を担う若手ダンサーが共演する豪華な舞台です。ぜひ、影山さんのパフォーマンスを楽しみに足を運んでみてはいかがでしょうか。情熱と技術が融合する、特別な瞬間を体験できることでしょう。
影山茉以さんのインタビューを通じて、バレエの魅力や彼女自身の成長、そして公演への期待感が高まります。是非足を運んで、その魅力を体感してください。