WORKMAN EXPO 2025秋冬発表会が開催
2025年秋冬製品発表会「WORKMAN EXPO 2025秋冬」が、9月1日(月)に有楽町の国際フォーラムで開催されました。この大型イベントは、作業服の取扱い店舗「WORKMAN Plus」や新業態の「Workman Colors」を含む1063店舗を展開する株式会社ワークマンによって主催され、アパレル小売業の単独展示会としては国内最大規模となります。来場者には、マスメディアやアンバサダー、外部インフルエンサーが含まれ、SNSフォロワーは3600万人を超える大規模なイベントとなっています。
「気候変動に挑む新製品群」
今回の発表会では、「気候変動・温暖化対策製品の大幅増産」をテーマに掲げ、6つの異なるカテゴリーブースが設けられました。その中でも特に注目を集めたのが、以下の3つのイベントブースです。
1. リカバリーウェア「MEDIHEAL®」ブース
「MEDIHEAL®」は、低価格で効果的なリカバリーウェアとして昨今話題を呼んでいます。家庭用遠赤外線血行促進用衣として、疲労や筋肉のコリを改善することを目的としています。ワークマンは2021年からの販売開始以降、なんと170万枚を売り上げました。新たに一般客向けの価格として「上下で3800円(税込)」を実現し、さらなる販売拡大に乗り出します。
さらに、会場の体験ブースでは日本初の1000円台のリカバリー寝具「MEDIHEAL®敷パッド」や「MEDIHEAL®ダブル毛布」が展示され、来場者は実際に寝具を試すことができます。
また、ブランドアンバサダーとして就任した男性タレントによるトークショーも行われ、彼自身の疲労回復体験を交えながら、プロの視点で製品の魅力について語ります。
2.「XShelter」体験コーナー
異常気象をテーマにした「XShelter」体験ブースでは、極寒や暑さを再現した環境で、衣服の耐久性を体験できます。特に昨年は販売後わずか4日で2万枚が完売した「着る断熱材」として知られるXShelterの効果を皆で確認できます。この新しい断熱素材「XShelter断熱β」は、温暖化による気温差に対応するための画期的な製品で、毎日の服装選びをより簡単にすることを目指しています。
3. Workman Colorsコーナー
新業態「Workman Colors」は今年の2月から全国展開を開始し、現在32店舗を展開。ここでは2025年秋冬のカジュアルウェアを中心に約200アイテムを展示しています。会場入り口には多彩なマネキンが並び、おしゃれなカジュアルスタイルを提案します。このコーナーでは、「マザーズ」シリーズを含む、機能的でスタイリッシュなアイテムも体験可能です。
そのほかの魅力的なコーナー
Workshopのブースには、秋雨や台風シーズンに適した「アウトドア・レインウェア」コーナーや、昨年から成長している「インナー」コーナーも設けられ、多くの注目を集めています。また、雑誌や人気アニメとのコラボレーションも展示され、訪れる人々を楽しませる工夫が凝らされています。
終わりに
今回の「WORKMAN EXPO 2025秋冬」は、ワークマンがいかにして気候変動に立ち向かうかの一端を感じることができる非常に興味深いイベントとなりました。新製品の数々が、今後の季節にどのように役立てられるか目が離せません。アパレル業界の流れをしっかりとつかむためにも、これからのワークマンの動向に注目していきたいと思います。