2026年1月23日(金)、株式会社企の代表取締役であるクロサカタツヤ氏が「チャンネルからチャネルへ」と題したセミナーを開催します。これは、放送メディアにおける新たな構造変容について考える貴重な機会です。このセミナーは、特に個別最適化アルゴリズムが主流となる現代において、放送メディアがどのように“選ばれるメディア”として再構築されるかを議論します。
セミナーの内容
セミナーは、午後3時から5時まで、紀尾井フォーラムで実施されますが、Zoomを利用したライブ配信や、アーカイブ配信も用意されています。受講方法も柔軟で、自分の都合に合わせて参加することが可能です。セミナーの詳細な内容は、事前に発表されたディスカッションペーパーをもとに進められ、以下の10項目について深く掘り下げていく予定です。
1.
チャンネルから「チャネル」への構造変容
現代の情報空間における変化に適応するため、放送メディアがどのように進化すべきかを探ります。
2.
“仕組み化された信頼”の分解
従来の放送が持っていた信頼性が失われている理由を明らかにします。
3.
アルゴリズム最適化による情報空間の空洞化と社会的影響
最適化アルゴリズムがもたらす情報の偏りとその影響を考察します。
4.
放送・広告・視聴者の三位一体モデルの崩壊
これまで成り立っていた三者の関係性とは何かを検証します。
5.
広告主が失ったもの
認知の価値からアテンション経済へ、どう変わっていったかを分析します。
6.
「信頼」の価値化・価格化
パーパスや編集方針、品質管理の見直しについて提言します。
7.
投資可能なメディアへの転換
将来のメディアがどのように投資対象とされるかを示唆します。
8.
法制度による公平性確保の論点
業界の公平性をどう確保するかについて考えていきます。
9.
未来の放送メディア像
必要とされる情報をどう届けるかという課題に焦点を当てます。
10.
質疑応答/名刺交換
参加者同士の交流の場として、意見交換の時間も設けられます。
参加者への呼びかけ
このセミナーは放送メディアに関心がある方々にとって、非常に有意義な内容になっていることでしょう。参加を希望される方は、ぜひ事前に申し込みを行い、最新のメディア戦略を学んでみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
セミナーに関する詳細やご質問は、新社会システム総合研究所までお気軽にお問い合わせください。
東京・港区に位置する同研究所は、法人向けのビジネスセミナーを年間約500回実施しており、信頼性の高い情報提供を行っております。
この機会を通じて、次世代のメディア戦略を共に考えていけることを楽しみにしています。