没後10年、福居良の伝記がついに刊行
2026年6月19日にリリースされる『評伝 福居良世界をめぐる北のジャズ』は、ジャズ界で知られるべき存在だと言える、福居良の生涯を深く掘り下げた作品です。これまでは「知る人ぞ知る」存在であった彼が、没後10年を経て、なぜ再評価を受けているのか。著者の栗山慎二は、元NHKディレクターであり、福居と長い交流を持つ中で得た貴重な情報をもとに、福居の人生とその音楽の魅力を徹底的に調査しました。
福居良のこれまでと新たな発見
福居良は1948年に札幌に生まれ、ジャズ・ピアニストとして22歳でのデビューを果たすものの、生前は目立たない存在でした。しかし、その音楽は彼の死後、徐々に海外での注目を集め、SNSや音楽ストリーミングサービスを通じて瞬く間に広がりました。「メロウ・ドリーム」はその代表作ですが、その誕生の背景や、それにまつわるエピソードを多くの人が知ることはありませんでした。
栗山は、福居の幼少期の旅芸人一家での経験から、彼の音楽キャリアに至るまで、数多くの関係者へのインタビューを重ね、非常に充実した内容に仕上げています。彼の個性的なキャラクターや、彼を取り巻く人々との関係性が、生き生きと描かれており、読者はまるで福居の人生を旅しているかのような感覚を味わうことができるでしょう。
コンサートとグッズ情報も
また、6月25日には札幌ザ・ルーテルホールにて、本書の発売を祝うコンサートが開催されます。このスペシャルコンサートでは、福居良と親しかったピアニストたちがそれぞれの音楽世界を披露する他、福居の「スピリット」を持ったクインテットも出演予定です。音楽ファンにとって、このイベントは見逃せない機会になるでしょう。
さらに、リットーミュージックのECサイト「T-OD」では、福居良のポートレートをあしらったTシャツも限定販売中。サイズ展開は豊富で、スタイルやカラーも選べますので、ファンの方々にとっては嬉しいアイテムとなるでしょう。
書籍詳細
書名:評伝 福居良世界をめぐる北のジャズ
著者:栗山慎二
仕様:四六判/272ページ
定価:2,640円(本体2,400円+税10%)
ISBN:9784845644438
福居良の音楽に触れたい、彼の生涯を深く知りたいという方にとって、この評伝は絶好の一冊です。没後10年を迎えた時期に、彼の素晴らしい音楽とその背景を知ることで、さらなる感動が得られることでしょう。