フー・ファイターズ、サプライズライブの模様を報告
結成30周年を迎えたフー・ファイターズが、米国にて行ったサプライズライブが話題を呼んでいます。新たに加入したドラマー、イラン・ルービンのデビューも注目され、ファンたちの期待を一身に集めています。これに続いて、日本での公演も控えており、ますます目が離せない状況です。
シークレットライブの実施
フー・ファイターズは、カリフォルニア州で2回のシークレットライブを開催しました。最初の公演は、9月13日にサン・ルイス・オビスポのフリーモント・シアターで行われ、その2日後にはサンタアナのジ・オブザーバトリーに登場しました。どちらの公演も直前の告知だったにもかかわらず、会場には多くのファンが駆けつけ、熱気に包まれました。
特にサンタアナでのライブは、チケットが当日販売のみというスタイルで行われ、早朝から長蛇の列ができるほどの盛況ぶり。会場には、フー・ファイターズの曲を親から受け継いだ若い世代や親子連れも多く見られるなど、世代を超えたファンたちが集結しました。
圧巻のパフォーマンス
ライブが始まると、デイヴ・グロール率いるバンドメンバーがステージに登場し、オープニングナンバー「All My Life」で観客を熱狂させました。その後も「Rope」や「Times Like These」といった人気曲を次々に演奏し、ファンの心を掴みます。特に小規模な会場ならではの近さは、観客に特別な体験を提供しました。
中盤では新ドラマーのイラン・ルービンが紹介され、会場は沸き立ちました。彼はナイン・インチ・ネイルズの元メンバーとしても知られており、その存在感が感じられました。また、懐かしい曲「Walk」も披露され、ファンとの交流がさらに深まった瞬間でした。
後半では「My Hero」や「Learn to Fly」、さらにはレアな「Alone + Easy Target」も演奏され、古参ファンたちを喜ばせる一幕も。そして最後は、「Everlong」で締めくくられました。全体で約3時間にも及ぶこのライブは、参加者にとって忘れられない体験となりました。
日本公演への期待
このサプライズライブの成功を受け、フー・ファイターズは日本でも待望の公演を行う予定です。10月7日と10日には、約17年ぶりの単独公演が決定しており、両日とも早くも完売となりました。今年の10月8日には追加公演が行われ、サポートアクトとしてマキシマム ザ ホルモンも登場します。この公演、そしてこれからのツアーに対する期待感は日増しに高まっています。
さらに、フー・ファイターズはフジロックのパフォーマンス映像も期間限定で公開予定。この特別なイベントを通じて、ファンとの絆が一層深まることが期待されます。
フー・ファイターズの30周年イヤーは、これからもますます熱い展開が続きそうです。彼らのファンとして、ぜひその瞬間を楽しみに待ちましょう。