注目の韓国ユニットO’KOYE、新EP『Shine Bright』が登場！

韓国ユニットO’KOYEが新作EP『Shine Bright』をリリース

韓国の注目を集めている音楽ユニットO’KOYEが、2023年7月15日に新しいEP『Shine Bright』を発表しました。この作品は、彼らのデビューアルバム『Whether The Weather Changes Or Not』のリリースから1年を迎える節目と、ソウルジャズフェスティバル初出演を記念して制作されています。タイトルに込められた思いは、「振り返れば、すべての瞬間が輝いていた」という率直なメッセージです。

新EPでは、環境の変化に対抗しながらも、自分らしさを失わずに進む努力が歌詞に表現されています。特に、ソウルジャズフェスティバルで共演した実力派ミュージシャンたち、ユン・ソクチョルやカン・ファンス、イ・サムス、ハン・ヘジンが参加しており、O’KOYE独自のジャズとヒップホップが絶妙に融合した音楽性が際立っています。

ジャズとヒップホップのクロスオーバー

韓国の大衆音楽シーンにおいてジャズはメインストリームではないものの、静かに人気を拡大してきました。そして、ヒップホップとの接点を通じて新たな音楽表現が生まれています。本EPもその流れに乗っており、参加アーティストたちがジャズにとどまらず、韓国ポップスの「歌謡」としても活躍していることが伺えます。この作品からO’KOYEが伝えたいのは、「何かが光るのは、自らが輝いているからではなく、誰かの光を受けて反射するからこそ」というメッセージです。

彼らが音と言葉で築いてきた「静かな共生」の時間は、韓国音楽シーンにおいて小さな変化をもたらしつつあり、リスナーの心に響く音楽として広がっています。

新EPのトラックリストとリリース情報

この新EP『Shine Bright』には、以下のトラックが収録されています：
1. Shine
2. Bright
3. Bright (Live)
4. Bright (Inst.)

各種配信サービスでのリリースも行っており、リスナーはどこでもこの新しい音楽を楽しむことができます。公式リンクはこちらからアクセス可能です。

O’KOYEのプロフィール

O’KOYEは、ラッパーIKYOとプロデューサーThe o2からなるユニットで、実験的なアプローチと幅広い音楽性をもって、「懐かしさに満ちた新しさ」を目指しています。彼らは派手なビジョンを掲げず、「創作は永遠に“居心地の悪い楽しさ”であるべき」という姿勢で活動しています。

2022年2月にはシングル「WE」でデビューを果たし、その後2024年には「Yezzir」や「날개（ナルゲ／翼）」と連続リリースし、7月にはファーストアルバムを発表。限定盤CDは発売からわずか3分で完売し、注目を集めました。

同年12月には初のワンマンライブを開催し、韓国ジャズ界の著名ミュージシャンたちとの共演が話題に。彼らのアルバムは「最優秀ラップ／ヒップホップ・アルバム」にノミネートされ、韓国ブラックミュージック・シーンの中で重要な成果とされています。

さらに、2025年には韓国ヒップホップアワードにて「新人アーティスト・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされ、国内外での評価はますます高まっています。ソウルジャズフェスティバルでは国際的なアーティストたちと共演し、多くのリスナーに新たな価値を提供しています。