音の体験「ラトリエ」
2025-05-21 16:40:11

ヴァレンティノとテラフォーマが手がける新しい音の体験「ラトリエ ソノーレ」

ヴァレンティノとテラフォーマが生み出す音の世界



メゾン ヴァレンティノが新たな音楽体験を提供する「ラトリエ ソノーレ」を、イタリアの文化企業テラフォーマとの共同作業を通じて発表しました。このプライベートリスニングルームは、特別なサウンドシステムと建築の融合によって構築され、ビジュアルアートとサウンドデザインの新たな可能性を探る場となります。

「ラトリエ ソノーレ」がニューヨークのヴァレンティノ マディソンアベニューストアに登場したのは2025年5月15日です。この空間は、メゾンのクリエイティブ ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレが抱く独自のビジョンを反映したデザインが施されており、訪れる人々が音に没入できる特別な体験を提供します。

特別な音の空間の設計



ラトリエ ソノーレの設計は、フランチェスコ・ルピアとのコラボレーションによって実現しました。内装は、特注のサウンドシステムや、伝統的な家具製作からインスパイアを受けたハンドクラフトされたリスニングコンソール、そしてベルベットのクッションが施された多機能シートで構成されています。これら全ては、木材で覆われた精巧なパッチワークで仕上げられ、空間の温かみと親密さを強調しています。

さらに、サウンドデザイナーのジョルジョ・ディ・サルヴォによって特別に制作されたサウンドスケープがこの環境を彩り、訪れる人々を聴覚的に包みこみます。質感のある素材とドレープが施されたファブリックは、訪問者に触覚的な体験をもたらし、音と素材が共振するような空間を創出しています。

充実した音楽プログラム



オープニングイベントとして、メゾン ヴァレンティノとテラフォーマが主催した10時間のライブプログラムでは、数々の国際的アーティストが参加しました。ララージ、リー・ベルトゥッチ、ローレル・ヘイロー、リジー・ボウガツォス、チュキママニ=コンドリ、ケヴィン・ビーズリー、ヴェロニカ・ヴァシカ、フィジカルセラピーといった多彩なパフォーマンスが行われ、参加者たちは音楽と深い関わりを持つ体験を楽しむことができました。

各セッションは約45分間でアーティストによるパーソナルアーカイブからのレコードが紹介され、アーティスト自身のストーリーも共有されました。このようなプライベートな雰囲気の中で、訪れた人々は音楽を通じて深く感情に訴える体験を得たのです。

また、メゾン ヴァレンティノのためにテラフォーマが厳選したプレイリストが、パフォーマンスの合間および後に流れ、イベントの余韻をさらに盛り上げました。

今後の展開



ラトリエ ソノーレは、2025年5月16日から8月末まで一般公開され、午前10時から午後6時まで誰でも訪れることができます。静かで内省的な空間で、キュレーションされたレコードを楽しむことができるため、音楽ファンにとっては貴重な体験となるでしょう。また、特別な機会には、メゾンの友人たちが自らの音楽コレクションをシェアするリスニングセッションも計画されています。

この空間は、その独自のデザインと共に、音、素材、人々とのつながりを活用し、常に新しい対話を生み出します。ヴァレンティノは、このラトリエ ソノーレを通して、革新と感情の共鳴を融合させ、有意義な文化体験を創造し続けているのです。

まとめ



ラトリエ ソノーレは、音楽とアート、そして建築が交差する全く新しい体験の場です。ヴァレンティノとテラフォーマが共同で作り出したこの空間は、単なるリスニングルームを超えて、人々とのつながりを促進するプラットフォームとして注目されています。これからも、多くの人々がこの場所で特別な音の体験を享受できることを期待したいです。


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