シンガーソングライター早希、下北沢で感動のワンマンライブを開催

シンガーソングライター早希がワンマンライブ「Saki 2nd One Man Live “Glow and Grow”」を成功裏に開催

2025年4月20日、下北沢のADRIFTにてシンガーソングライターの早希が自身のワンマンライブを開催しました。今回のライブタイトルである「Glow and Grow」には、「成長」と「飛躍」という意味が込められており、昨年から続くテーマに沿った形で構成されています。昼公演と夜公演という2部構成で、昼はアコースティック、夜はバンド編成でのパフォーマンスが行われました。

昼公演のハイライト

昼公演はアコースティックスタイルで行われ、その開始時に流れたOP映像は、ファンから寄せられた想いを葉っぱに見立てて示し、成長する様子を描いたものでした。会場の天窓が開き、早希が光を浴びながら登場すると、1曲目の「軌跡」で圧倒的な歌声で会場を魅了しました。その後の「私のレシピ」では観客を巻き込んだ熱いコールが響き渡り、会場全体が一体感に包まれました。

MCでは学生時代の思い出を語り、続く「消しゴム」や「あの日から」ではしっとりとしたパフォーマンスが印象的でした。特に、「想い出がいっぱい」のカバーでは観客の共感を呼び、さらに松たか子さんの「明日、春がきたら」も披露され、感動的な時間となりました。

後半には、映像演出と共に「シルエット・イン・ブルー」を歌い、夕方から夜へと移り変わる感覚を強調。ラストに演奏された新曲「この世界からさよならするまで」には、特別な意味が込められていました。アンコールでは、明るいロック曲「はぐれんぼ」とミュージカル的な「Late Show」を楽しそうに歌い上げ、全体でオリジナル曲11曲とカバー2曲を披露しました。

夜公演の活気

数時間後の夜公演では、OP映像からライブがスタートし、バンドメンバーとのセッションで会場が一段と盛り上がりを見せました。1曲目の「Start in life」から続けざまに「変わっていく」「雨を待ってた」と、観客の心を掴む楽曲が続きました。昼公演とは打って変わり、力強いロック調の楽曲「はぐれんぼ」や「空蝉」で一気にボルテージが上がりました。

「こんな夜は話がしたい」では、早希がライブ会場までの道のりを追った映像を流し、観客との距離感を縮める心温まる演出がありました。続いて、「オリオンを見上げて」では、入場時に配布されたサイリウムを使った感動的なパフォーマンスが披露されました。

ライブ終盤には、ミュージカルのエッセンスを感じる楽曲「クリスマスが好きだったのに」や「Late Show」を披露し、最後には全力投球で新曲「この世界からさよならするまで」を歌い上げました。

アンコールでは、静かな「願い」で感動を呼び起こし、締めくくりには「私のレシピ」をバンドメンバー全員と共に歌唱し、昼夜合わせて全26曲のパフォーマンスを終了しました。