第40回童謡こどもの歌コンクール「彬子女王牌」が新登場！

第40回童謡こどもの歌コンクール、彬子女王牌が新設

2025年、記念すべき第40回目を迎える『童謡こどもの歌コンクール』に新たに設けられることとなった「キッズ部門」！この部門の金賞受賞者には、特別な「彬子女王牌」が授与されることが決定しました。アートに表現されたこの賞は、寬仁親王殿下の娘である彬子女王殿下のお印である「雪」をテーマにしたデザインが施されています。犬の足跡が音符に見える様子は、子どもたちの楽しさと未来への寄り添いを象徴しています。

コンクールの概要と意義

このコンクールは1986年に設立され、こどもたちが楽しみながら歌う文化を育むことを目指しています。「童謡こどもの歌コンクール」という名称は、こどもたちが歌い継いできた様々な歌を対象にしています。1989年より寬仁親王殿下が名誉大会委員長を務める中、彬子女王殿下がその精神を受け継いでいます。キッズ部門の新設は、次世代のこどもたちにさらに多くの音楽体験を提供する重要なステップです。

参加者たちは厳しい審査を通過した20組で、毎日正午には公式SNSで出場者のダイジェスト映像が公開されます。この瞬間をぜひ見届けていただきたいです。

デザインと彬子女王殿下の想い

彬子女王牌のデザインは雪をモチーフとし、楽譜に童謡の「雪やこんこ霰やこんこ」に基づいた音符や犬の足跡が描かれています。彬子女王殿下による「この賞が子どもたちの心に寄り添い、多くの素敵な童謡が歌い継がれる道しるべになってほしい」というメッセージが込められています。彼女は日本美術の研究を行い、国の文化を守るための取り組みを続けています。

コンクール開催概要

記念すべき第40回「寬仁親王牌・彬子女王牌童謡こどもの歌コンクール」グランプリ大会は、2025年11月9日（日）にEX THEATER ROPPONGIで行われます。司会にはテレビ朝日のはいだしょうこさんと坪井直樹アナウンサーが務め、豪華なゲスト陣や審査委員たちが参加します。教室を超えて広がる音楽の輪は、この大会を通じてさらに広がるでしょう。

キッズ部門の意義

キッズ部門の出現は、成長過程における「歌う楽しさ」を子どもたちに届ける大切な機会です。幼少期の体験が将来的な音楽センスを育む土台となります。この部門での参加は、子どもたちにとって自信を持つきっかけとなり、芸術の素晴らしさを体感する機会となるでしょう。

この特別なコンクールが、多くの人々に親しまれるとともに、童謡文化を未来へとつなぐ重要な役割を果たすことを願っています。この機会を通じて、童謡の魅力に触れ、次世代の子どもたちがその歌声を響かせることを期待しています。