CryptoGamesがTCG STOREとの提携でトレカ事業を開始
ブロックチェーンゲームの開発を手掛けるCryptoGames株式会社が、トレカのRWA(Real World Asset)サービス「TCG STORE」へ新たに参画することを発表しました。この提携により、CryptoGamesはコレクター向けのトレーディングカード事業に進出します。
サービスの概要
「TCG STORE」は、鑑定済みトレーディングカードを非代替性トークン(NFT)としてデジタル化し、ブロックチェーン上での所有・取引を可能にするプラットフォームです。これにより、物理的なカードの価値をデジタルの世界で享受できる機会が広がります。
詳細は公式サイトで確認できます:
TCG STORE
公式X(旧Twitter)もあります:
TCG STORE公式X
主要な特徴
この新サービスの魅力的な点として、以下の4つの特長があります。
特徴1: 物理的資産のデジタル化
ユーザーは、自身の鑑定済みトレーディングカードをTCG STOREに預けることで、NFTとしてデジタル化することができます。初めは特定の業者に限定されていますが、今後の拡大が期待されます。
特徴2: 安全な保管
預けられた物理的カードは、信頼できる金庫や提携店舗で厳重に保管され、保険もかけられています。これにより、ユーザーは安心してコレクションを任せることができます。
特徴3: 透明性と流動性
NFT化されたカードは、ブロックチェーン上でのリアルタイム取引が可能で、所有権や取引履歴がはっきりと確認できます。この仕組みにより、世界中のユーザーと手軽に迅速に取引が行えるようになります。
特徴4: オンラインオリパ機能の提供
TCG STOREでは、トレーディングカードを預けているユーザーに向けて、オンラインオリパ機能や資産管理ツールの提供が計画されています。オンラインオリパ機能は2025年2月末にリリース予定です。
提携の詳細
CryptoGamesが管理するOasys Verse Layer「TCG Verse」は、TCG STOREで発行されるNFTの発行先として採用されました。今後は、TCG Verseと提携する各種サービスやエコシステムでの流通が期待されます。
NFTに関する基本情報も以下の通りです。
- - ERC-721
- - チェーン: TCG Verse
- - トークンシンボル: TCGS
- - コントラクトアドレス: 0x21Dd11Be8FBCFE4A70630310469Caa2c1EDB8215
CryptoGamesの歴史と今後の展望
CryptoGames株式会社は2018年に設立され、2019年にはブロックチェーンカードゲーム「クリプトスペルズ」を正式リリースしました。このゲームはその際、900ETHという当時日本の記録的な売上を達成しています。2020年には地上波テレビCMも行い、話題となりました。
さらに2022年には、ガス代無料のOasys Verse layer「TCG Verse」をローンチし、「NFTwars」や「OasChoice」などのブロックチェーンゲームの展開も行っています。これらの経験をもとに、今後のトレーディングカード事業にも同様の成功が期待されます。
会社情報
- - 社名: CryptoGames株式会社
- - 設立: 2018年4月20日
- - 資本金: 14,300万円(資本準備金含む)
- - 代表取締役: 小澤 孝太
- - 事業内容: ブロックチェーンゲーム開発支援、クリプトスペルズおよびNFTWarsの運営
- - URL: CryptoGames公式
- - Email: [email protected]
この新たなプロジェクトにより、CryptoGamesはトレーディングカード市場において確固たる地位を築き上げることを目指しています。ついにリアルトレカ事業への本格参入が期待される時が来ました。今後の動向にぜひ注目してください。