福岡、福島の猛攻に屈して悔しき敗戦 - B.LEAGUE 2025-26

福岡、延長戦で福島に敗北 - B.LEAGUE 2025-26 シーズン

2025年10月12日（日）、りそなグループが主催するB.LEAGUE 2025-26シーズンの試合が行われ、福岡ライジングゼファーは福島ファイヤーボンズに挑みました。結果は、福岡が80-88で敗れるという悔しい展開に終わりました。

試合の流れ

試合は、福岡が第1クォーターで強いスタートを切りました。選手#24バーレルがブロックやリバウンドで存在感を示し、また#5リード選手がミドルシュートや3Pシュートを次々と決めて、オフェンスを引っ張りました。さらに、#34アギラール選手も3Pシュートを決め、福岡は穏やかなスタートを切り、27-12というスコアで第1Qを終了しました。

第2クォーターでも福岡の攻撃は続き、#8青木選手のスティールをきっかけに流れを引き寄せ、チームのリズムを保ちました。リード選手とアギラール選手コンビで28点を記録し、前半を21点差で折り返しました。福岡のディフェンスも集中しており、攻守がうまく噛み合い、リードが確保されました。

後半の苦悩

しかし、後半に入ると局面が一変しました。福島が持ち直し、リズムのあるオフェンスを展開。福岡はただ守りに入る時間が続き、得点が減少しました。第3Qは福島のオフェンスに圧倒され、得点を重ねることができませんでした。青木選手が奮起して得点を重ねたものの、相手の高確率なシュートに苦しみ、徐々にリードが縮まる展開となりました。

最終クォーターも苦しい時間が続き、福島に着実に得点を許しました。タイムアウトを挟んで流れを変えようとしましたが、なかなか効果的に流れを変えられず、ターンオーバーも多発するなど厳しい状況が続きました。そして、福島の追撃が続き、試合は延長戦へ突入しました。

延長戦の苦闘

延長戦でも福島の流れは止まらず、リバウンドに苦しみながら福岡は我慢の展開を強いられました。最終的に試合は80-88で敗北を喫し、福岡にとっても悔しいホームゲームの初勝利を逃す結果となりました。

ヘッドコーチと選手のコメント

福島雅人ヘッドコーチは、「前半と後半で内容が異なり、結果的に試合を落としてしまった。反省しなければならない」とコメント。その上で、全員にリバウンドへの意識を強調し、次の愛媛戦に向けての奮起を促しました。他方、選手のパブロ・アギラールも「後半の試合内容に対する反省が必要で、シーズンを通じて改善していく必要がある」と前向きに語っていました。