YOSHIKIの義援金
2025-12-04 12:32:28

YOSHIKI、タイとインドネシアの洪水被災者に米10万ドルを寄付

YOSHIKI、東南アジアの洪水被害者に寄付



日本を代表するミュージシャンYOSHIKIが、タイとインドネシアで発生した洪水の被災者支援のため、計10万ドル(約1,500万円)を寄付したことが現地時間の12月4日に発表されました。この寄付は、YOSHIKI自身が設立した非営利法人「Yoshiki Foundation America」を通じて行われ、タイおよびインドネシアの赤十字社にそれぞれ5万ドルずつ送られました。

現在、洪水によって甚大な被害を受けている地域では、行方不明者の捜索や救助活動が続いています。数千の家庭が避難を余儀なくされ、多くの人々が生活の基盤を失っています。YOSHIKIはこうした状況を受けて、必要な救援活動を支援することを決めました。

支援の背景



11月26日には、香港の住宅団地で大規模な火災が発生し、YOSHIKIは香港赤十字社に対しても10万ドルを寄付しています。これにより、今回の東南アジア地域への寄付の合計は20万ドルとなりました。

YOSHIKIは、「タイやインドネシアで続く洪水被害の報道に胸を痛めています。多くの方々が家を失い、生活が一変してしまった現状を見て、自分にできることを少しでも形にしたいと思いました。」とコメントしました。彼が感じた痛みと共感は、彼の長年の音楽キャリアにも強く影響していることが伺えます。タイでは、X JAPANの公演を通じてファンとの絆が生まれており、彼はそのコミュニティを支える責任があると考えています。

過去の支援活動



YOSHIKIは過去30年以上にわたり国際的な人道支援に取り組んできました。2011年、タイのバンコクで行われた「X JAPAN WORLD TOUR」では、現地支援のための寄付やチャリティオークションを実施した実績があります。また、2008年の中国・四川大地震後には被災地を訪れ、学校に楽器を寄贈するなどの取り組みを行ってきました。

近年では、2025年のロサンゼルス山火事支援(総額50万ドル)、2024年の日本・能登半島地震支援(5,000万円)、同年の台湾地震支援(1,000万円)など、世界中のさまざまな災害に対して継続的に支援しています。

社会貢献への貢献



さらに、YOSHIKIは音楽業界におけるメンタルヘルスの問題にも注目し、音楽クリエイターや関係者を支えるため、音楽チャリティ団体「MusiCares®」に1,000万円以上の寄付を行いました。近年、ウクライナおよび周辺国で増加する避難民支援のために国際移住機関(IOM)にも合計約3,000万円を寄付しています。

彼の多岐にわたる社会貢献活動は、多くの評価を受けており、2019年にはForbes Asiaの「最も優れた慈善家30人」に選ばれました。2021年には「国立国際医療研究センター」への寄付で「紺綬褒章」を受章し、さらに2025年には「TIME100」の一人にも選出されました。

彼の影響力と支援活動は、音楽界にとどまらず、多くの人々に希望と勇気を与えています。YOSHIKIの今後の活動にも、多くの期待が寄せられています。


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