オーシャン、2025年のダンス界を制す
2025年7月21日、ダンスの熱気が漂う大宮ソニックシティ・大ホールで開催された、振付作品コンテスト『Legend Tokyo Chapter.12』が盛況を収めました。この大会は、ストリートダンス界においての名声を持つイベントであり、これまでにも多くの才能ある振付師たちを輩出してきました。
今大会は、2023年に続く開催となり、19組の実力派コレオグラファーが参加。日本のアニメやゲームをテーマにした作品が展開されるサブコンテスト『Anime Choreography Legend』もあり、ダンスファンの心を掴むプログラムとなりました。オープニングでは、参加者らが自らのダンスパフォーマンスを披露し、盛大な幕開けを演出しました。
オーシャンの快挙
大会のクライマックスである表彰式では、最優秀作品賞レジェンドをオーシャンが受賞しました。オーシャンの作品「出勤時刻9:00」は、寝坊してドタバタする朝の情景をユーモラスに描き、観客を楽しませました。これにより、彼らは見事に2025年のダンス界の頂点に立ったのです。
「まだ実感が湧かないが、お客さんを楽しませたいという気持ちが結果に結びついて嬉しい。これからも挑戦を続け、次は世界を目指したい」とオーシャンのメンバーは心境を語りました。
受賞作品と審査結果
最優秀作品賞に輝いたオーシャンに続き、準優秀作品賞「セミ・レジェンド」には、Caori振付の「魅狂人形-マリオネット-」が選ばれました。この作品は独特の世界観に基づく群舞が観る者を引き込む見事な出来栄えでした。また、前回優勝のZoooMがゲスト作品として「ドレス・アップ」を披露し、観客の心を掴みました。
### 審査結果概要
- 最優秀作品賞レジェンド:オーシャン「出勤時刻9:00」
- 準優秀作品賞セミ・レジェンド:Gothic Marionette(振付:Caori)「魅狂人形-マリオネット-」
- オーディエンス賞:オーシャン「出勤時刻9:00」
- エンタメ賞:Ruruka「You are’a Legend」
- アート賞:Hermano「脱ルッキズム ~ありのままの私を愛す~」
- 演出賞:SORA「Where I belong ~私の悲笑路(ピエロ)~」
- テーマ表現賞:manatie「この足で、」
特に、オーディエンス賞もオーシャンが勝ち取っており、彼らの作品が多くの人々に支持されたことが伺えます。各作品には、多くの個別部門賞も与えられ、振付、音楽、衣裳など多様な分野での才能が評価されました。
今後の展望
大会の盛り上がりを受けて、振付師たちはさらなる挑戦を誓っています。オーシャンの成功が示すように、挑戦し続ける姿勢がカギとなるでしょう。また、次回の大会に向けての期待が高まります。
今後の可能性を秘めたダンスシーンにおいて、オーシャンの次なる挑戦に注目が集まります。公式YouTubeチャンネルでは、表彰式や過去の大会のアーカイブ映像が視聴可能ですので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
『Legend Tokyo Chapter.12』は、ただのダンスコンテスト以上の意味を持つイベントとなりました。新たな才能の発見と、作品を通じた感動の共有が行われ、ストリートダンス界に新しい風を吹き込む機会となりました。次回の開催が待ち遠しい限りです。