ミュージカル『病的船団』が再び伊丹にやって来る
伊丹市立演劇ホール(AI・HALL)で開催されるミュージカル『病的船団』が、今年度の閉館を前に、約2年ぶりにその幕を上げることとなりました。この作品は、20年以上にわたり多くの人々に親しまれてきた優れた舞台です。今回の再演は、この劇場での最後の公演という特別な意味を持っています。プロデュース・演出を手がける鈴木洋平氏が愛したこの名作を、ぜひとも多くの観客と共有したいと願っての再演なのです。
ストーリーの魅力
『病的船団』は、内面的な葛藤を抱える人々が集まる特異な船を舞台にした作品です。主人公のカッケルは、過去の心の傷と向き合うため、異なる性格や個性を持った他の患者たちと一緒に過ごし、治療に励むことになります。彼はそこで出会った少女ポプリとの交流を通じて、少しずつ心の通わせ方を学び、周囲との関係性を築いていきます。
しかし、このプロジェクトは政府公認の治療であるにも関わらず、船上では様々な対立が引き起こされます。物語が進むにつれ、彼らの関係性や内面的な成長が描かれ、最終的には心を震わせるような結末が待ち受けています。果たして、この船で彼らは何を見出すのか?
公演の詳細
- - 日程: 2025年10月3日(金)〜5日(日)
- - 全5ステージ:
- 10/3(金) 18:30(A)
- 10/4(土) 14:00(B)/ 18:30(B)
- 10/5(日) 12:00(A)/ 16:30(A)
キャスト
Aキャストには三原悠里、佐月愛果などが、Bキャストには上松咲和や奏森れななど多彩なメンバーが揃っています。
料金
- - S席: 6800円
- - A席: 5300円
- - 特別席: 10000円(パンフレット付、限定20席)
- - 伊丹割: 5000円(限定20席)
チケットは7月27日(日)の10時から、アクトピットの公式サイトで販売されます。
過去の公演からの期待
前回の公演では、観客からその演出や舞台装置の精密さに対する感想が多数寄せられました。多くの来場者がこの作品に没入し、心に残る体験をしたと述べています。また、視覚的、聴覚的な演出が相まって、物語の世界に強く引き込まれてみることができたとの声も多数ありました。
この貴重な再演を観ることのできる機会は限られています。伊丹市立演劇ホールの閉館を前に、感動の舞台をぜひご覧ください。
アクセス
公演はAI・HALLで行われます。兵庫県伊丹市伊丹2丁目4-1、TEL: 072-782-2000で、アクセスも便利です。体験するなら今がチャンスです。この特別なミュージカルをお見逃しなく!