OND SAUNAが受賞
2025-06-09 23:20:23

世界の建築界で評価されたサウナ施設 "OND SAUNA"が受賞!

"OND SAUNA"が受賞した理由とその魅力



佐賀県武雄市に位置する「OND SAUNA」が、世界最大級の建築賞である「Architizer A+Awards」において、Spa & Wellness部門で優れた評価を受け、最優秀賞に輝きました。この賞は、世界80カ国以上から応募された数千の作品の中から、専門家と一般の投票によって選ばれたもので、特に“Popular Choice Winner”としての受賞は、一般の支持を反映したものです。これにより、OND SAUNAはその魅力と独自性が広く認められたといえるでしょう。

自然との調和を重視した設計



OND SAUNAは、武雄温泉保養村内に設置されており、その設計は自然環境との調和を軸にしています。建物の外観は、緑に囲まれたスチューデントエリアに馴染むよう、離散配置された壁が特徴です。これによって、利用者はサウナ室内にいる間も、周囲の森の気配を直接感じることができるのです。

サウナ内部には、趣の異なる縦長の窓があり、自然光が優しく注ぎ込み、心地よい空間を作り出しています。また、べンチの配置は適切な交流を促進し、利用者同士の親密さを生む工夫がなされています。このようなデザインによって、OND SAUNAは単なるサウナ以上の目的を持つ施設となっています。

設計のコンセプトとポイント



設計担当の合同会社あまね設計代表の下川太郎氏は、心身の解放と新たなコミュニケーションの形を目指して、以下のポイントを重視しました。

森との向き合い方



サウナは、ただのリラクゼーションスポットではなく、自然との新たな結びつきを模索した場所です。具体的には、サウナ、冷水浴、外気浴という一連の体験を通じて、樹木と同じ高さで森を見渡す機会を提供します。これにより、自然の一部となる感覚を利用者にもたらします。

付かず離れずの壁



サウナは通常、個人の近接性が強い空間ですが、ここの壁は隙間を開けることで互いのプライバシーを保ちながらも、視線を合わす距離感を意識して配置されています。これにより、個人と個人の関係性を保ちながら、新たなコミュニティスペースが形成されます。

視線を意識した座席配置



さらに、内部の不整形多角形の模様を活かして、座席は鈍角に配置され、より自然に会話が交わされるよう設計されています。この空間設計によって、集まりの場が生まれ、個々のプライバシーが尊重されつつも、共体験を共有する場を提供しています。

未来の展望



OND SAUNAは、今後の展開として2025年6月の改修後に再び営業を開始します。新たな体験や限定イベントも予定しており、受賞を記念した特別企画も考慮されています。世界に認められたこのサウナ施設を直接体感する絶好の機会となるでしょう。自然との共生が形になったこの場所で、心身のリラクゼーションを追求してみませんか。

まとめ



「OND SAUNA」は、ただのサウナ施設ではなく、自然と人との新しい調和を求めた空間です。これから訪れる多くの人々に、体験を通じた特別な時間を提供すること間違いありません。あなたも、その魅力に触れてみてはいかがでしょうか。


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