新たな芸術拠点「かんのと」
2025-03-19 13:51:56

新たな芸術拠点「かんのと」-西神中央ホールとAiRKが描く未来

新たな芸術拠点「かんのと」-西神中央ホールとAiRKが描く未来



2025年3月30日、神戸市西区にある西神中央ホールで、地域とアートが交わる新たなイベント『かんのと〜海山ひらけた先に踊るみこと〜』が開催されることが決定しました。このイベントは、AiRK(Artist in Residence KOBE)と西神中央ホールの共同プロジェクトであり、参加するアーティストは、ダンサーの大宮大奨さんと現代アーティストの立石従寛さんです。

アートの力で地域を再発見


このイベントの目的は、地域住民に自ら住む場所を更に理解し、また外部から訪れる方には新たな魅力を知ってもらうことです。それは、地域の文化や歴史を再認識することで、アートを通じて人々をつなぎ、新たな関係を築いていく場となります。

大宮大奨さんと立石従寛さんは、このプロジェクトの中で西神中央やその周辺地域をリサーチし、市民との膝を突き合わせたワークショップを基に、作品を創り上げていく予定です。特に、神戸雰囲気学研究所(KOIAS)とのコラボレーションを通じて、新たな視点で「西神ニュータウン」を表現することに挑みます。

廃材を用いた舞台美術


本公演では、神戸市内の企業と協力し、廃材を使用した舞台美術が制作される予定です。このアイディアは、持続可能性を意識した芸術活動への一環であり、地域資源を活用しながら、神戸の自然や都市のインスピレーションを与えるパフォーマンスを演出することが期待されています。観客は、その美しい舞台美術の上で繰り広げられる作品を鑑賞し、アートと地域の新たな繋がりを体感することができるのです。

タイトル「かんのと」の意味


公演タイトルの『かんのと』は、「神戸」の文字を分けて「神の戸」とし、新たな場を開く意味を込めています。それは、天岩戸のような神聖な空間や神事、聖域の象徴とも言えるもので、この公演を通じて新たな文化が育まれることを願っています。

アーティストの意気込み


大宮さんは、長野から神戸に来て自然の中で得た身体感覚を大切にし、市民と共に創作するこの機会を心待ちにしています。彼は、「私たちの体はコミュニケーションツールの一部」とし、皆と出会えることを楽しみにしています。

一方、立石さんは「開拓された山や海に生きる私たちが、どのようにしてその土地を『返す』ことができるのか」を問いかけ、共に舞台を創り上げることに挑む意気込みを示しています。

公演情報


『かんのと』の詳細は以下の通りです:
  • - 日時:2025年3月30日(日)13:30開場、14:00開演
  • - 会場:西神中央ホール
  • - 料金:1,000円(税込)
  • - チケット情報
- オンラインチケット 西神中央ホール
- 電話予約:078-995-5638(10:00~20:00)
- 窓口販売:9:00~22:00

関連イベント


また、アーティストによるトークショーや身体ワークショップも同時開催予定です。
  • - トークショー:2025年3月29日(土)16:30~
  • - 身体ワークショップ:2025年3月29日(土)10:00~12:00

このユニークなプロジェクトの成功に向け、多くの人々の参加が期待されています。意欲的なアートの祭典が、地域の新しい文化を育む一助となるでしょう。


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