池尻の特別シネマ
2026-09-04 10:42:27

池尻大橋で一夜限りのオープンエア・シネマ『Roadside Landscape』が開催

池尻大橋駅前の元ガソリンスタンド跡地で、特別なオープンエア・シネマが2026年9月6日(日)に開催されます。このイベントは、建築的な研究を推進する「DDAA LAB」と、食を通じた文化の共存を目指す「Terrain」が共催し、地域の歴史を背景にした上映会となります。

会場となる場所は、東京都目黒区東山に位置し、池尻大橋駅の近くにあります。少し未来の2026年に、この土地は新たな複合スポットとして生まれ変わる予定ですが、改修工事が始まるまでの限られた間、この空間は「Ikejiri Wart Fair」など、さまざまなカルチャーイベントが行われる舞台とされています。

特に注目なのは、この日のために設けられるオープンエアの特設シネマです。当日は、チャールズ&レイ・イームズによる名作『Powers of Ten』に始まり、バベット・マンゴルト監督の日本初公開作品『Visible Cities』、ジャスティン・タイムによる『Chasing Houses』という3本の映画が上映されます。これらの作品は、さまざまな移動や居住の風景を描き出し、現代の都市生活における「移動」と「定住」を問いかけるもので、非常に興味深いです。

上映時間は、まず19:00から短編『Powers of Ten』が上映され、宇宙から原子までの視点を横断する9分間の映像を体験できます。次に19:30からは、バベット・マンゴルトの31分の作品『Visible Cities』が、都市と所有、居場所について深く考えさせられる内容で、約30分間上映されます。そして、20:20からはジャスティン・タイムの『Chasing Houses』が60分にわたり、アメリカ西部の移動住宅をテーマにしたロードムービーが展開されます。

会場内には、飲食のスタンドも設けられており、「Massif」と「Overview Coffee」によるワインやコーヒー、軽食が楽しめます。すべての飲食はキャッシュオン形式で、入場は無料です。

池尻という地域名は、古代の池に由来しています。この場所は、昔から人々が行き交い、様々な文化や歴史が交錯してきました。自動車社会の到来により、ガソリンスタンドやドライブインが生まれ、独特の「ロードサイド文化」が形成されるようになりました。こうした背景から、映画に映し出される道路沿いの風景や人々の移動は、個々の生活に深く根ざすものであることがわかります。

この一夜限りのイベントは、池尻という土地の歴史と映画の魅力を交差させる特別な体験となります。映画に触れながら、この場所が持つ記憶や未来の可能性を感じられる、素敵な機会になるでしょう。興味のある方は、ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。詳細はDDAA LABやTerrainの公式サイトでもチェックできます。


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