シリア文化を五感で体験する『SEKAI KITCHEN』
2026年3月6日、大阪のイタリアンレストラン「osteria égo」で行われる体験型レストランイベント『SEKAI KITCHEN ~シリア シリアウ オイシリア編~』は、シリアの文化を食と音楽を通して感じ取る機会を提供します。この企画は、シリアの難民や国内避難民の児童に教育支援を行うNPO法人Piece of Syriaと、クリエイティブな体験をデザインする株式会社人と音色、一般社団法人demoexpoが共同で実施します。
コンセプトとテーマ
本イベントのテーマは「文化体験を通じて、パブリックを自分ごと化する」というもので、参加者にシリアの暮らしや文化を実際に体験し、理解を深めることを目的としています。この体験により、シリアは遠い国や他人事ではなく、自分自身の感覚に触れる存在へと変化します。
料理を味わい、音楽を感じ、自分にとっての意味を見いだすことで、心に残る思い出を持ち帰ってもらえます。
シリア文化継承の重要性
シリアは2011年から続く内戦の影響で、多くの人々が避難を余儀なくされています。その結果、代々受け継がれてきた文化や伝統が失われかけています。特に、難民となった子どもたちにとっては、自国の魅力や文化を知らずに育つことが大きな問題となっており、保護者たちもその現状に危機感を抱いています。医療や食糧といった直接的な支援は重要ですが、文化や教育の保護も同様に必要です。
イベントの内容
このイベントでは、日本在住のシリア人シェフHiba Jamjoomが考案したシリアの特別コース料理を提供します。料理は、楽しさと驚きを与えるために、前菜からデザートまで全てがシリアの魅力満載の一皿になります。手掛けるのは、大阪の名店「osteria égo」の山田真志シェフです。
また、料理に伴い、シリア人アーティストによる音楽のライブパフォーマンスも行われます。さらに、シリアの子どもたちや美しい風景を撮影した写真の展示も行われ、視覚的にも文化を感じられるようになっています。
五感で楽しむ体験
このイベントでは、参加者が料理や音楽、写真を通じて感情を動かすための様々な仕掛けが用意されています。テーブルには多様なスパイスが並び、参加者は自分好みのスパイスを選び、混ぜて名付けることができます。店内では、シリア人アーティストとの対話から生まれたオリジナル楽曲が流れ、QRコードで持ち帰ることもできるようになっています。
また、展示された写真には最初はキャプションがなく、撮影者の思い出やエピソードが後から追加される仕掛けです。そして、お土産としては、参加者が思い浮かべた大切な人へ贈るための手土産にすることができるように工夫されています。
開催情報
『SEKAI KITCHEN ~シリア シリアウ オイシリア編~』は、2026年3月6日(金)に大阪で開催され、午後4時30分からの受付後、5時にスタートし、20時30分までの予定です。この特別な体験に参加するための招待は、主催者によるプロデュースチームからの招待制です。
イベント後の1週間(3月7日から3月12日)には、同会場で特別シリア料理ランチメニューが提供され、誰でも参加できるようになっています。
まとめ
大阪でシリア文化を五感で体験できるこのイベントは、参加者にとって忘れられないひとときとなることでしょう。異国の文化を理解し、楽しむことで、文化の継承と保護の重要性を再認識する機会となります。言葉やニュースでは伝わりにくいシリアの魅力を、実際に感じてみることができる素晴らしいチャンスです。ぜひ、この貴重な体験をお見逃しなく!