ロビンソン酒場漂流記:新羽駅からの冒険
新しい美味しい酒場を探し求め、マキタスポーツが横浜市の新羽駅から漂流の旅に出る。
「ロビンソン酒場漂流記」と題されたその番組では、普段の繁華街からは離れた地点に潜む、隠れ家的な酒場を探しに行く様子が映し出される。この番組は、孤高の店に隠された魅力や、そこで出会う人々のストーリーを探る冒険である。
新羽駅からの道のり
この日は横浜市営地下鉄ブルーラインの新羽駅からスタート。歩き始めると、やがていつのまにか街頭は消え、真っ暗な夜道に足を踏み入れる。「何も無いだろう」と思われるこの道を、約20分歩くドキドキ感はまるで森を進む探検家のようだ。目的地はロビンソン酒場。しかし、そこに辿り着くまでは、街が少しの不安をかき立てる。何かしらの珍しい出来事が待っているのではないかと、期待と不安が交錯する。
仁屋の魅力
暗闇を抜けてようやくたどり着いたのは、美しい店構えの「仁屋」。この店は、バーテンダーとしての経験を持つマスターが、19年間営業したスナックの後にオープンさせた食事処・酒処だ。37年間の歴史を有するこの店では、独学で磨いた料理の腕前が光り、手作りの器やリフォームされた店内からはマスターのこだわりが感じられる。店は賑わいを見せており、そこに足を踏み入れることにちょっとした緊張感も覚える。
美味しさに出会う
カウンターに腰を下ろすと、まずは生ビールで喉を潤す。疲れを忘れさせる一杯だ。続いて、手書きのメニューから気になる魚を選ぶと、色とりどりの盛り合わせで登場する。そのどれもが、マスターの手で丁寧に仕上げられた逸品。さらに、特注のスパイスを使ったモツの煮込みを楽しみながら、あれこれと味わう。料理には一つ一つマスターの思いが詰まっているのだ。
〆の特大おにぎり
そして迎えるのは、まるで昔話に登場するかのような特大のおにぎり。このおにぎりにも深いこだわりが見え隠れする。大きさや形状だけでなく、味付けや食材の選定にもマスターの情熱が注がれている。
旅の終わりには、このロビンソン酒場での体験を振り返り、一期一会の出会いと美味しい料理が心に残る。毎回異なる新たな冒険が待ち受ける「ロビンソン酒場漂流記」では、毎週土曜日に視聴者を酒場探訪の世界へと誘う。どんな酒場が待っているのか、次回の放送も楽しみです。