吉川晃司武道館LIVE
2025-04-30 17:27:02

吉川晃司の40周年ライブツアー、日本武道館公演を振り返る

吉川晃司の40周年アニバーサリーライブツアー



昨年10月からスタートした吉川晃司の40周年アニバーサリーライブツアー。その集大成として、2月8日及び9日に東京の武道館で行われた公演は、彼のキャリアにおける大きな節目となりました。各地でファンとの再会を楽しんできた吉川は、ここ日本武道館で熱狂の渦を巻き起こしました。

開幕前の期待感



公演は、開演前から会場を埋め尽くすファンの熱気で満ち溢れ、長い冬を吹き飛ばすかのようなエネルギーに包まれました。定刻を過ぎると、オーバーチュアの音楽が流れ、シンボルKマーク型のLEDスクリーンには、これまでのシングルやアルバムのジャケットが映し出され、会場は興奮に包まれます。ステージには、吉川のバンドメンバーがポジションにつき、それに続いて彼自身が登場しました。

生きざまを示す「TARZAN」



1曲目は自らの存在を誓った「TARZAN」。そのエネルギッシュなビートに続き、止まることなく突き進む「SPEED」が演奏され、重厚なギターリフに観客は沸き立ちます。その瞬間から、吉川の全開のパフォーマンスが始まりました。

歴史を感じる楽曲たち



続いて披露されたのは、1985年にリリースされた「You Gotta Chance 〜ダンスで夏を抱きしめて〜」。この曲の重厚な演奏は、彼の長いキャリアを感じさせてくれました。またCOMPLEXの「MAJESTIC BABY」では、印象深いギターソロが披露され、さらには「ROUTE 31」での艶やかなヴォーカルが聴衆を魅了しました。

新旧交えた演出



2曲目の後、続けて演奏された「El Dorado」と「Honey Dripper」では、2000年代後半の楽曲の豊かさを全身で体感しました。さらに『ロミオの嘆き』による感動的なバラードに続き、インストセッションとハードボイルドな「ギムレットには早すぎる」が演奏され、観客はその魅力に圧倒されました。特に「Love Way」では、LEDに映し出された歌詞と共に、全員が心を一つにする瞬間が生まれました。

後半戦の高揚



ライブは盛り上がりを見せ、後半戦がスタート。直近のアルバムからの楽曲がダンスフロアを彩る中、「プリティ・デイト」と「LA VIE EN ROSE」の流れで、さらに場内の熱気は高まりました。COMPLEXの「恋をとめないで」などが続くと、客席に配られたリストバンドが光り、最高潮の興奮が会場を支配しました。

魂の叫び、「The Gundogs」から「Juicy Jungle」へ



そして圧巻のパフォーマンスが続く中、吉川自らの音楽史を象徴する「The Gundogs」と新たな境地を開いた「Juicy Jungle」が披露されました。双方ともに持ち歌となる重要な楽曲であり、観客との一体感が忘れがたい瞬間となりました。

花を添えたアンコール



アンコールでは、「フライデー ナイト レビュー」が流れ、10代の頃の映像がLEDに映し出され、懐かしさと感慨を呼び起こしました。そして「せつなさを殺せない」では、観客とシンガロングで一体感が得られ、吉川は笑顔を浮かべて再会を約束し、ステージを後にしました。

この素晴らしいライブは吉川晃司の音楽的遍歴を示し、熱いメッセージを抱えて過去と未来を繋ぐものでした。8月には還暦を迎えますが、彼はさらなる高みを目指して進化を続けます。彼の姿からは目が離せません。この記念すべき公演の様子は、5月3日にWOWOWで放送されるので、こちらも見逃せません!


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