角野隼斗×ジャン=マルク・ルイサダのリサイタル
東京芸術劇場 コンサートホールでの新たな音楽の祭典が、今年も開幕します。記念すべきリサイタル・シリーズ「VS」の第10回目を迎えるこの公演は、国内外で高い評価を受けるピアニスト角野隼斗が登場します。彼の共演者として、フランスの名手ジャン=マルク・ルイサダが加わり、二人のピアニストによるデュオ演奏が繰り広げられます。
リサイタル・シリーズ「VS」は、異なる演奏スタイルを持つピアニストたちの組み合わせを通じて新たな音楽体験を提供する企画で、これまでにも多くの注目を集めてきました。角野隼斗は、音楽界での若き天才として知られ、これまでシカゴ響やウィーン放送響といった名門オーケストラとの共演を果たしています。そして、彼の成長背景には、師であるジャン=マルク・ルイサダの存在があります。
忘れられない音楽との出会い
角野とルイサダの初対面は、2018年にパリで行われたピアノリサイタルでした。角野はその美しい演奏に心奪われ、影響を受けることとなります。以降、彼はルイサダのレッスンを受けながら音楽の深淵を学んできました。今回の共演は、彼にとって特別な意味を持ち、感慨深いものです。
ルイサダも、初めて弟子と共演できることに喜びを感じており、共に演奏することで音楽の新たな一面が広がることを期待しています。この共演によって、彼らの間に生まれる音楽の化学反応は、聴く者に新しい感動を与えることでしょう。
音楽の魔法を体感
プログラムの魅力
公演のプログラムには、モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』、シューベルトの『ロザムンデ』、フォーレの『ドリー』、ラヴェルの『マ・メール・ロワ』など、クラシックの名曲が揃っています。特に、角野がソロで演奏する曲にも注目が集まります。そして、クリスマスシーズンの特別な雰囲気を彩るチャイコフスキーの『くるみ割り人形』からの楽曲も登場します。
このリサイタルは、ただの演奏会ではなく、聴衆にとって忘れられない音楽の旅へと誘います。双方の個性が交わることで、他では味わえない音楽の体験を提供し、一瞬の美しさを共有する機会となるでしょう。
《公演概要》の詳細は以下の通りです。
- - 開催日: 2025年12月25日(木)19:00開演
- - 会場: 東京芸術劇場 コンサートホール
- - 出演者: 角野隼斗、ジャン=マルク・ルイサダ
- - 料金: S席 9,000円、A席 7,000円(高校生以下は1,000円)
- - 発売日: 2025年8月14日(一般発売)
チケット購入は、東京芸術劇場の公式ウェブサイトにて行えます。リサイタル・シリーズ「VS」の第10回目は、音楽ファン必見のイベントです。この機会に、音楽の魔法を体感してください!
公式サイト:
東京芸術劇場