心を響かせる瞬間を体験しよう！平井真美子の音楽イベント

心に響く音楽とアートの融合

2025年3月1日、芦屋市立美術博物館が主催するイベント「とあるひのこと平井真美子」が開催されます。このイベントは、平井真美子氏が音楽と視覚芸術を通じて、参加者の感情に寄り添うことを目的としています。

音楽との対話の始まり

平井氏は、2020年11月に同館で開催された「美術と音楽の9日間『rooms』」での「とあるひ」と題したイベント以来、音の力を再認識しています。彼女はそこで、コロナ禍での想いをピアノを通じて表現し、観客と共にその瞬間を共有しました。参加者たちは彼女の演奏に導かれ、それぞれの生活の一コマを思い出し、音楽を介して心の中で日常を奏でました。

この経験以降、平井氏は何度も美術博物館に足を運び、展覧会を楽しんできました。そして、2019年12月から始まった音の日記「とあるひ」を58日間記録したアルバム制作を経て、2022年に「とあるひ記録集」をリリースしました。この音の記録は、日々の小さな変化や感情を音楽として表現した貴重な作品です。

イベントの概要

当日は、美術博物館の多様な空間で立体的なアート展示や公開録音、トーク、そしてライブ演奏が行われます。テーマは光と闇、そして時。平井氏の音楽とともに訪れた人々は、各々の「とあるひ」を体感することでしょう。

時間と料金

- 開催日時：2025年3月1日（土）
- 展覧会時間：10:00から17:00（入館は16:30まで）
- ライブ時間：18:00から19:30（入場は17:30から）

観覧料：

- 展覧会：一般2,000円（当日）、1,500円（前売り）、高校生・大学生1,000円、中学生以下は無料
- ライブ：一般5,500円、学生は3,500円、未就学児は無料

主催と協力

このイベントはnight cruisingと芦屋市立美術博物館が主催しており、さまざまなアーティストや団体が協力しています。特に、アレ企画、DAISY BALLOON、Flysound Co.などが参加しており、多彩な演出が期待されます。

展示内容の紹介

第1展示室: "kurayami"

暗闇の中に佇むピアノやギターの廃材を使ったオブジェは、訪れる人々に心の奥底まで語りかけます。内省的なひとときを体験できるインスタレーションです。

第2展示室: "hidamari"

ここでは、平井氏が演奏する古い楽器による公開録音が行われます。観覧者は音楽と共に、修復過程で生まれた廃材のパーツから奏でられる音を楽しむことができるこの空間では、平井氏と観客が共演する「音の展示」が魅力です。

エントランスホール: "itonami"

エントランスホールでは「とあるひ記録集」の制作現場が再現され、平井氏と共に制作に関わった作家によるトークイベントも行われます。特別な日となるこのイベントを是非お楽しみください。

平井真美子について

平井真美子氏は多才な音楽家であり、ピアノの他にもミニピアノや古楽器を駆使し、独自の短編曲を制作しています。彼女はドラマや映画音楽にも携わっており、アメリカでの受賞歴もある新進気鋭のアーティストです。音楽と視覚アートの融合を追求し、常に新しい表現を探求し続けています。彼女の音楽に触れることで、あなたも音の持つ力を再発見できることでしょう。ぜひイベントに足を運んで、心に響く「とあるひ」を体験してください。