BMSG新レーベルBullmoose Recordsの新体制と新契約システム発表イベント
日本の音楽界を牽引する、ラッパーでプロデューサー、経営者としても存在感を放つSKY-HIが主宰するBMSGが、4月16日に開催したビジネスカンファレンス「Greeting & Gathering '25 (以下、G&G'25)」。この場で発表されたのは、音楽レーベル「Bullmoose Records」に関する新たな体制と方針、そして新たに契約したアーティストの情報です。
Bullmoose Recordsは、2024年に発足して以来、“BMSG POSSE”、“Aile The Shota”、“edhiii boi”などのアーティストを中心にレーベル活動を進めています。新規アーティストの受け入れも行っており、今回の発表ではBMSG独自の契約システム「FlexDeal」が導入されるナンバーを示しました。
このFlexDealは、オーダーメイド型の契約方法で、アーティストのニーズに応じて契約内容を柔軟に調整できるのが特長です。プロデュース業務、広告・タイアップ獲得、グッズ制作、ファンクラブ運営などのマネジメント機能だけでなく、楽曲制作や宣伝活動、著作権管理といったレーベル機能も組み合わせることができるため、アーティストにとって多様な選択肢を提供します。その第一弾として、ラッパーのSALUと音楽プロデューサーかつアーティストのBANVOXと新たに契約を結びました。
新たなアーティスト、SALUとBANVOX
SALUは、2012年にデビュー・アルバム『IN MY SHOES』をリリースし、瞬く間にシーンにその名を知らしめました。SKY-HIや清水翔太、さらには多くの著名人との共演を経て、今や日本の音楽シーンに欠かせないラッパーとなっています。オリジナリティあふれる歌詞と独自の世界観には、多くのファンが魅了されています。また、BANVOXは東京を拠点に活躍する次世代の音楽プロデューサー兼アーティストで、年間500曲に及ぶ制作力を誇ります。その制作スタイルから生み出される音楽はジャンルレスで、多様なリスナーから支持されています。
新たな取り組みと「Stay Alternative」
SKY-HIは、「新たな当たり前や矛盾を変えること」を目指し、Bullmoose Recordsは常にオルタナティブな存在として新しいクリエイティブな挑戦を続けていくことを宣言しました。このビジョンは、レーベルの方針「Stay Alternative」を掲げ、より多くのアーティストを支援し、音楽界に新たな風を吹き込むための基盤になるでしょう。
また、BTSや安室奈美恵らの楽曲を手掛けた音楽プロデューサー“Sunny”がGeneral Producerに就任したことも大きなニュースです。彼の存在は、Bullmoose Recordsでの新しいアーティスト育成に貢献すると期待されています。
今後の展開に注目
「G&G'25」では、BMSGの新たな取り組みや方針が発表され、これからの動きに多くの期待が寄せられています。今後、SALUとBANVOXの新しい活動から目が離せません。そして、BMSGのYouTubeチャンネルでも発表された内容を確認できるので、ぜひチェックしてみてください。
関連リンクには、
BMSG YouTubeチャンネルや
Bullmoose Recordsのオフィシャルサイトがあります。これからのBMSGの未来が形作られる過程を、ぜひ一緒に見守っていきたいものです。