神谷明が語る「バビル2世」初主演時の葛藤と魅力

神谷明、初主演作『バビル2世 COMPLETE DVD BOOK vol.1』発売

本日、ぴあ株式会社から待望の『バビル2世 COMPLETE DVD BOOK vol.1』がリリースされました。この作品は、全4巻が4ヶ月連続で刊行される予定です。第1巻には、第1話から第10話まで、約4時間におよぶ映像が収録されています。

物語は、普通の中学生・古見浩一が実は5000年前に地球に来た宇宙人バビルの末裔であることが判明し、3匹のしもべ・ロブロス、ポセイドン、ロデムと共に悪の存在・ヨミと戦う姿を描いています。古代の伝説と現代を織り交ぜたストーリーは、多くの視聴者を惹きつけてやみません。

魅力的なキャラクターたち

この作品の魅力の一つは、バビル2世とヨミの持つ超能力や、しもべたちの特殊能力、そしてヨミが送り込む数々のロボット兵器が絡み合うSFアクションです。アニメ界のレジェンド、神谷明が声優を務めたこの作品は、当時の子供たちを魅了しただけでなく、今でも多くのファンを獲得しています。

このDVDには、ブックレットが付属しており、各エピソードに登場する個性的なキャラクターやメカニックについての詳細も含まれています。特に、主人公・古見を演じる神谷明へのインタビューは、彼の55年間にわたる声優キャリアの道のりを振り返る貴重な内容となっています。

神谷明の心の葛藤

収録を終えた神谷は、自身の初主演に関する体験を次のように語っています。「できない自分へのプレッシャーがありました。しかし、毎回挑戦することで少しずつ成長できたと感じています」と回想。オーディションでのことはあまり記憶にないが、その後、同期の野沢雅子から言われた言葉は今でも鮮明に覚えているそうです。

神谷はまた、大塚周夫との共演についても語りました。「大塚さんが失敗したときでも、優しく声をかけてくれました。まるで親子のような関係でした」と、その温かさがどれほど彼を助けたかを伝えてくれました。このような貴重なエピソードが、作品に込められた感情をさらに深めています。

書店限定特典のクリアファイル

さらに、書店で購入した方には、クリアファイルの特典が用意されています。ロプロス、ポセイドン、ロデムのデザインが施されたこの特典は、無くなり次第終了となるため、早めの購入が推奨されています。取り扱っている書店は、全国各地にありますので、ぜひお近くのお店でお求めください。

終わりに

『バビル2世 COMPLETE DVD BOOK vol.1』は、古き良きアニメの魅力を再確認するための素晴らしい機会です。特典やインタビューを通じて、神谷明の声優としての姿勢や、作品の魅力を追体験しましょう。この作品は、ただのアニメではなく、世代を超えて愛されるべき魅力にあふれています。ぜひ手に取って、壮大な冒険の旅に出かけてください。