ドローンショーがもたらす感動の夜空
スポーツとテクノロジーが融合する瞬間が、2025年8月10日に愛媛県松山市のニンジニアスタジアムを舞台に展開されます。この日、「2025 明治安田 J2リーグ 第33節 愛媛FC vs サガン鳥栖」の試合後に、全500機のドローンが夜空を彩る壮大なショーが行われることが決定しました。主催は、愛媛FCのマッチスポンサーであるニンジニアネットワーク株式会社。企画および運航は、ドローン技術の先駆者である株式会社SkyDriveが担当します。
ドローンショーの概要
ドローンショーは、愛媛FCを応援するファンにとって新たな観戦体験を提供することを目的としています。夜空に描かれるのは、愛媛FCに関連したキャラクターやチームのロゴなどのアニメーションです。スポーツ観戦の興奮に、新しい楽しみを加えることで、観客の心に残る思い出を作り出すことを目指しています。
時間と場所
この特別なショーは、試合終了後の午後9時から約15分間の予定で開催されます。ただし、強風や雨天等の気象条件により、中止になる可能性があるため、当日の状況には注意が必要です。また、ショーは愛媛県総合運動公園球技場の上空で視覚化され、ニンジニアスタジアムから観ることができます。
特別なルール
参加者にご協力いただく点もいくつかあります。ドローンが飛行する時間中は、携帯電話のWi-Fiをオフにするか、機内モードに設定する必要があります。また、球技場内は関係者以外の立ち入りが禁止されています。万が一、ドローンショーが中止となった場合は、場内アナウンスでお知らせしますので、事前にご承知おきください。
SkyDriveの背景
株式会社SkyDriveは、愛知県豊田市に本社を置く企業で、もっとも注目されるのが、「空飛ぶクルマ」の開発と、ドローン関連のサービス提供です。2018年に設立され、2020年には日本初の有人飛行試験にも成功しました。現在も、3人乗りの「空飛ぶクルマ」を開発中であり、2026年の型式証明取得を目指しています。SkyDriveは、この革新的な技術を用いて、新たな移動手段の時代を切り開こうとしています。
このドローンショーは、単なる観戦体験の延長線上にあるクールでエキサイティングなイベントです。サッカーファンならずとも、多くの人々がこの特別な夜に訪れ、素晴らしいひとときを共にすることが期待されます。