2PMチャンソンが熱狂のツアーファイナルを迎え感謝の涙

2025 Japan Tourファイナルが感動で包まれたチャンソンのステージ

2023年12月11日、東京・TACHIKAWA STAGE GARDENにて開催された『CHANSUNG(2PM) 2025 Japan Tour [DAWN～The First Step～]』の追加公演が、感動的な幕を閉じました。2PMのメンバーであるチャンソンは、この日、新作アルバム『DAWN』のリリースを記念する特別なライブを行い、ファンと体験を共有しました。

この公演には、特別ゲストとして2PMのJun. Kが登場し、アルバムのリード曲「甘く切なく強く feat. Jun. K」をともに披露しました。また、「ミダレテミナ」などの名曲もコラボし、観客を大いに盛り上げました。このコラボレーションは、チャンソンにとって実に待望の瞬間だったことは間違いありません。

チャンソンは、オープニングの映像が流れる中、黒のエナメルスーツ姿で現れ、観客を魅了しました。彼の登場に会場が一斉に沸き上がり、ダンスチューン「Treasure」でライブがスタート。ダンサーと共に華麗なパフォーマンスを展開し、「Angel」までの流れで盛り上がりを見せました。

「こんばんは、2PMのチャンソンです！」という挨拶と共に、彼はファンへの感謝の気持ちを伝えました。「本日は、ライブビューイングと収録があり、来年にはBlu-rayも発売されます」とファンに嬉しい報告をし、その熱気は一層高まりました。

ライブの中盤には、バラード曲「Miss You」や「MAKE LOVE」でしっとりとした雰囲気を作り出し、ファンに寄り添うような姿勢を見せました。さらに、「Love The Way U Move」では、自身のパフォーマンスをより楽しませるために、観客と一体となり盛り上がりました。

そして、チャンソンのソロパートが続く中、Jun. Kが登場する瞬間はまさにハイライトでした。2人によるコラボ曲から始まり、観客との掛け合いが生まれると、一瞬で会場の雰囲気が熱狂に包まれました。「やっぱり2PMのHottest（ファンの呼称）最高です！」というJun. Kの言葉に、ファンは歓喜の声を上げました。

2人の軽快なトークは、会場に笑いを届けました。普段のやり取りも見え隠れしながら、彼らの絆の深さを改めて感じさせてくれました。Jun. Kのソロ曲を共に披露するなど、彼らのパフォーマンスはさらに多彩さを増し、観客を釘付けにしました。

その後、チャンソンは自身の楽曲に戻り、「My House」や「I’m your man」など、ヒット曲を次々と披露し、特に「HIGHER」では歌声の圧倒的なスキルを見せつけました。会場全体がつながり、温かな雰囲気に包まれ、観客との距離がさらに縮まりました。

そして、AK-69と2AMのチャンミンが登場すると、ステージのエネルギーはさらに高まりました。強烈なラップと力強いボーカルで会場を揺さぶり、最後はチャンソンが感謝のハグを交わしつつ、共演者との絆を再確認しました。

クライマックスとなる「Fine -JP Ver.-」では、彼の繊細な表現力が際立ち、観客も深く感動しました。「皆さんのおかげで、今年を素敵な思い出で締めくくることができました」と感謝の言葉が贈られました。サプライズ映像でファンからのメッセージも流れ、涙目になった彼は「私たちの夜明けは始まった」と感じたことでしょう。

最後は、ファンの応援に包まれながら「Shining Star」や「Mayday」を歌い上げ、大盛況の中、ライブは幕を閉じました。チャンソンの成長を感じる素晴らしいステージであり、来年のさらなる挑戦が期待される素晴らしいフィナーレとなりました。2026年には『CHANSUNG’s Birthday Night 2026』も控えており、次の一歩が楽しみです。

取材・文／坂本ゆかり
写真／高橋あある