映画「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」とのコラボ展がダンヒル銀座で開催中

映画とファッションの融合、ダンヒル銀座本店で特別展示中

ダンヒル銀座本店で公開中の映画二作品のコラボレーションを祝う特別展示が行われています。ウェス・アンダーソン監督の最新作「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」とスティーヴン・ソダーバーグ監督の「ブラックバッグ」という、異なるジャンルの映画が交差するこの機会は、ファッションと映画の新たな魅力を堪能する貴重なチャンスです。

特注パイプが象徴するラグジュアリー

9月19日に公開された「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」では、父から娘へ受け継がれる特注の喫煙パイプが重要な役割を果たします。このアイテムはダンヒルの高いクラフツマンシップとパイプ製作における伝統を映し出しています。このパイプは、19世紀のコーンコブパイプに現代の解釈を加えた小ぶりなデザインで、手作業で手入れされた色鮮やかな石が18金ゴールドのフレームに美しく装飾されています。これによって、見る者に圧倒的な豪華さとともに、豊かなコーンカーネルの質感を感じさせます。

洗練された衣装の世界

一方、9月26日に公開された「ブラックバッグ」では、マイケル・ファスベンダーやピアース・ブロスナンなどの主演俳優が着用した衣装が展示されています。ダンヒルのテーラリング技術を駆使し、クリエイティブ・ディレクターのサイモン・ホロウェイと著名な衣装デザイナーのエレン・マイロニックが手掛けたこのワードローブは、物語の深みやキャラクターの本質を見事に表現しています。衣装は抑制が効いており、洗練された美学が際立っています。