相米慎二の4K上映
2025-09-16 13:09:19

相米慎二の名作が4Kでよみがえる!トークイベントも必見

相米慎二の名作が4Kでよみがえる!



9月27日(土)、東京のユーロスペースにて「相米4Kふたつの創造 ふたつの感性」が開催されます。このイベントでは、相米慎二監督の傑作「ションベン・ライダー」と「風花」の4Kレストア版が上映されることが特筆されています。まさに、映画ファンにとって待望の瞬間です。

上映に合わせてトーク・ライブも行われます。9月27日に「ションベン・ライダー」に出演した永瀬正敏が登壇し、28日には小泉今日子が「風花」に関連する話を展開、さらに30日には浅野忠信が登場予定です。どのようなエピソードや、故・相米監督への思いが語られるのか、期待が高まります。

相米慎二の隠れた名作


相米慎二は、多くの映画ファンに愛されてきた監督であり、「台風クラブ」や「お引越し」といった名作を生み出しました。しかし、「ションベン・ライダー」と「風花」は、その作品群の中でもひときわ異彩を放つ、いわば“裏マスターピース”と呼ぶべき存在です。この2作品が4Kでよみがえることで、当時の映画の魅力が余すところなく伝わることでしょう。

「ションベン・ライダー」は1983年に公開され、青春の一瞬を描いた作品として今もなお多くの人の心に残る名作です。登場人物たちが、夏休みの間に西に向かって走るというストーリーは、相米監督の言葉を借りれば「風のように疾走するブルース」とも表現されます。この映画に登場するジョジョ(永瀬正敏)や風を感じる夏の青空が、観る人を引き込む要素となっています。

一方「風花」は2001年に公開された作品で、東京の桜満開の下で繰り広げられる物語です。小泉今日子演じるレモンと浅野忠信が演じる廉司のファーストシーンは、視覚的にも美しく、心に残る印象的な瞬間を生み出しています。相米監督の後期作品として評価を受ける「風花」も、また新たな創造と感性を感じさせる作品になっております。

トークイベントの詳細


上映期間中には、豪華な登壇者によるトークイベントが随時開催されます。日程は以下の通りです:
  • - 9月27日 永瀬正敏「ションベン・ライダー4Kレストア版」
  • - 9月28日 小泉今日子「風花4Kレストア版」
  • - 9月30日 浅野忠信「風花4Kレストア版」

各日ともに、映画についての裏話や制作秘話を聞ける貴重な機会となっております。参加費用は全席指定で2,500円。チケットの購入はお早めに。

映画の再評価と4Kの意義


相米慎二監督は、53歳という若さでこの世を去りましたが、その作品は今も多くの人々の心に生き続けています。「ションベン・ライダー」と「風花」は、彼の創造力や感性が詰まった作品です。4Kレストアによって、これらの作品を新しい視点で楽しむことができるとあって、映画好きにはたまらない体験となるでしょう。これを機に、相米監督の魅力に触れてみてはいかがでしょうか?

今回のイベントは、単なる再上映とは異なり、新たな「ふたつの創造 ふたつの感性」との邂逅を提供するものです。この機会に、映画の魅力を再発見してみるのも良いかもしれません。また、公式サイトでは詳細情報や予告編も見ることができますので、ぜひチェックしてみてください。


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