2025年に札幌で開催される日本サウナ学会総会の詳細

日本サウナ学会総会 2025が札幌で開催

2025年11月22日（土）、札幌の「EZOHUB SAPPORO」で、日本サウナ学会の総会が開催されることが決定しました。今回のテーマは「The Science of Sauna：Health, Brain, and Society」となっており、サウナがもたらす心身の変化について、脳科学や医療、地域社会の観点から研究を深める機会となります。参加はサウナ愛好者なら誰でも可能で、会員と非会員で参加費が異なるほか、オンラインでの参加も用意されています。

開催場所はEZOHUB SAPPORO内、具体的には北海道札幌市東区北8条東4丁目に位置します。サウナ学会の行事ではありますが、参加者のリラックスと快適さを重視し、ドレスコードはカジュアルまたはサウナポンチョまで許可されています。

開催概要

- 日時：2025年11月22日（土） 13:00〜18:30
- 会場：EZOHUB SAPPORO（サツドラホールディングス株式会社本社内）
- 収容人数：最大100名（セミナー形式）
- 参加費：学会員は5,000円、非会員は7,000円、オンライン参加は一律2,000円。

当日は、3つの基調パネルセッションが予定されており、それぞれ異なるテーマで専門家が意見を交わします。これにより、サウナが心身に与える影響や安全性、さらには地域への貢献や国際交流といった重要なテーマが掘り下げられます。

プログラムハイライト

1. 基調パネルセッション1
   「呼吸・坐禅とサウナー ― 脳科学が解き明かすこころと身体」
   モデレーター：加藤容崇（日本サウナ学会代表理事）
   登壇者：有田秀穂（東邦大学医学部名誉教授）

2. 基調パネルセッション2
   「サウナは本当に危険か？ ― 脳外科医と考える脳血管と安全性」
   モデレーター：塩谷隆太（日本サウナ学会監事）
   登壇者：吉田道春（長崎北病院脳神経外科医長）

3. 基調パネルセッション3
   「サウナが拓く地域と世界 ― 地方創生と国際文化交流」
   モデレーター：林克彦（日本サウナ学会理事）
   登壇者：松尾大（TTNE代表）、TAKAYAMA（サウナプロデューサー養成講座主宰）

さらに、日本サウナ学会の研究奨励賞および大賞も発表され、受賞者による特別講演も行われることが予定されています。

代表理事からのメッセージ

日本サウナ学会の代表理事である加藤容崇氏は、サウナが単なるリラクゼーションに留まらないことを強調し、心と身体、社会をつなぐ「科学の入り口」であると述べています。呼吸法や地域づくり、文化交流などを通じてサウナの可能性を探る一日になることを期待しています。

この貴重な機会をお見逃しなく、ぜひ参加を検討してください！