Vintage Buyer CollegeのPOP-UPショップが登場!
古着の魅力を再発見できる特別なイベント、Vintage Buyer CollegeのPOP-UPショップが開催されました。このイベントには、リメイクアーティストとして知られる堀上武志さんが登場し、その独自の視点で多彩なリメイク作品を披露しました。
凄腕リメイクアーティスト堀上武志さんとは?
堀上武志さんは、リメイクブランド「SarAeruC」のオーナーであり、著名なリメイクアーティストです。彼は京都大学で行われた「着物リメイクファッションショー」に参加し、テーマ「晴れの日 is every day」でチーム“Hareveryday”として新たなリメイク作品を発表しました。その独創的なデザインは、来場者の関心を集めました。
堀上さんのファッションの原点は?
堀上さんのリメイクに対する情熱は、高校時代に遡ります。ファッション誌に触れ、環境の制約から「無いなら作ればいい!」と自ら創作を始めました。その後、雑誌のリメイク古着コンテストで全国2位に輝くなど、彼の才能は早くから評価されていました。
彼は、映画『トゥルーコスト』を観てファッション業界の課題意識が芽生え、環境を考慮したリメイクを通じて持続可能な社会を実現することを目指しています。「服を作ってくれた人の苦労をなかったことにしたくない」との思いから、リメイクアートに取り組んでいます。
SarAeruCの意味とこだわり
「SarAeruC」というブランド名には「食べ切る」という意味があります。古着素材へのリスペクトを忘れず、無駄なく素材を生かしたデザインを追求します。堀上さんの作品は、単なるファッションに留まらず、持続可能性への取り組みの象徴といえます。
POP-UPショップの魅力
POP-UPショップでは、全国の古着バイヤーが厳選したアイテムが一堂に集結。お客様と直接ふれあいながら、商品の魅力を伝える新感覚のショッピング体験が楽しめます。初日の売上は27万円を突破し、1199着が販売されるなど、多くのお客様に支持されました。
ショップ参加者は、リーダーシップや判断力を試される経験をし、多くの学びを得たと語っています。このイベントを通じて、アパレルの業界での販売技術だけでなく、SNSを活用したマーケティングの重要性も再認識されています。
堀上さんのこれからの展望
堀上さんは今後、リメイクアーティストとしての活動を本業としつつ、古着バイヤーとしての副業を続けるスタイルを模索しています。具体的には、Made in Japanのファッションの強化や、リメイクワークショップの開催を目指して努力を重ねるつもりです。これらの活動を通じて、持続可能なファッションの普及を見据え、他のクリエイターたちに影響を与える存在を目指しています。
堀上さんの情熱と挑戦の姿勢は、これからのファッションシーンに新たな風を吹き込むことでしょう。今後の活躍に注目です!