2025年7月5日と6日の両日、インドネシア・ジャカルタのPlenary Hallで開催された『Kao presents TGC Jakarta 2025』は、東京ガールズコレクション(TGC)初の海外開催として8,500人以上の観客を集め、大成功を収めました。このイベントは、アイドル、ファッション、音楽、アニメなど日本のカルチャーを魅力的に発信し、インドネシアの女性たちもその多様な才能を生かしたステージが展開されたことが特徴的です。
すべての女性が輝けるステージ
イベントのテーマは「A STAGE FOR EVERY WOMAN TO SHINE(すべての女性が輝けるステージ)」で、インドネシアの女性たちに光を当てながら、日本のアイドル文化を体感する機会を提供しました。オープニングを飾ったのは元JKT48の仲川遥香で、現地でのアイドル活動を経て進化した彼女の姿がファンを魅了しました。続いて登場したのは、人気アイドルグループFRUITS ZIPPERで、両日異なるテーマでファッションショーを展開。1日目の「NEW KAWAII KIMONO」では日本の伝統衣装と現代ファッションが融合したスタイルを披露。
若者文化の発信
2日目には「TOKYO NEW KAWAII」がテーマとなり、FRUITS ZIPPERのメンバーそれぞれが持つカラーを生かしたビジュアルがランウェイを灯しました。トークセッションでは、メンバーが観客と気軽に交流し、現地の言葉を交えながら観衆を楽しませる様子が印象的でした。ジャカルタでの初のライブパフォーマンスで、彼女たちは観客をダンスに引き込むなど、新たなカルチャーの楽しさを広めました。
インドネシアのデザイナーとのコラボ
イベントでは、インドネシアのデザインと音楽が融合したコラボステージも盛りだくさん。Hartono Ganの「女性のエンパワーメント」をテーマにしたコレクションが展示されると、Vidi Aldianoらの生演奏が華を添えました。同様に、TS The Labelやalex[a]lexaとコラボしたステージでも、若者の個性が色濃く反映されたパフォーマンスが行われ、観客に新たなファッション感覚を提示しました。
『Kao presents TGC Jakarta 2025』は、ただのファッションイベントではなく、文化交流の大切さを実感させる舞台でもありました。今後も、日本とインドネシアが共に豊かな文化を育んでいくことを願う声が多く寄せられ、成功裏に閉幕しました。イベントの詳細は公式サイトで確認できるので、次回の開催にも期待を寄せたいところです。