ロバーツ監督が語る大谷翔平の復帰時期
ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、あの大谷翔平選手の復帰時期についての重要な発言をしました。独占インタビュー企画『おはようロバーツ』において、ロバーツ監督は翔平選手が「オールスター前にはマウンドに立たない」と明言し、その理由とともに現状のチームの状況についても触れました。
大谷翔平の“パパ1号”と復帰への期待
今回のインタビューは、アリゾナにいるロバーツ監督のもとで行われ、数々の選手について語られました。特に大谷選手に関しては、4月30日のマーリンズ戦で打ち上げたホームランにまつわるエピソードが紹介されました。ロバーツ監督は、「初めての父親になったことを祝ったホームラン」として、翔平選手の精神的な成長を感じさせる発言をしました。ホームランを打つことで彼のプレーにもポジティブな影響があったようで、「肩の荷が下りたとして、さらに調子を上げるだろう」と期待を寄せていました。
5月に入ってからは軒並みホームランを量産する翔平選手ですが、投手としての復帰には慎重な姿勢を見せるロバーツ監督。「現時点では150キロのストレートも投げられるが、オールスター前に復帰することは考えていない」と話し、チーム全体の先発不足についても懸念を表しました。翔平選手の復帰計画は個々のことと、チームの状況を切り離して考える必要があるとのことです。
前田健太選手のドジャース復帰について
インタビューでは、また種々の選手についても触れられ、特に前田健太選手に関する質問がありました。タイガースを自由契約になった前田選手の獲得について、ロバーツ監督は「彼を獲得することはない」と断言し、その理由を明らかにしました。現在のドジャースには他にも先発投手の故障者が続出しているため、選手獲得の難しさをうかがわせました。
佐々木朗希選手と山本由伸選手の活躍
佐々木朗希選手については、MLBでの初勝利について「どうしても初勝利を挙げてほしかった」と振り返りました。試合前にも佐々木選手にアドバイスをすることなく、成功を見守っていたとのこと。勝利後の“ビールシャワー”の様子には、温かい思いが溢れていました。また、山本由伸選手には大きな期待を寄せ、「彼は野茂英雄に似ており、今のところ最高の投手」と称賛の言葉を贈りました。
番組の締めくくりにだるま落とし挑戦
番組の最後には、ロバーツ監督が日本の伝統的な遊び「だるま落とし」に挑戦。初めての体験に驚きながらも、見事に成功させるユーモア溢れる一幕も。フォトジェニックな笑顔を振りまきながら、番組を盛り上げました。
ABEMAでの『おはようロバーツ』は毎週月曜の朝8時から配信されています。大谷選手をはじめとするMLBのスター選手たちの最新情報が盛り込まれていますので、ファンは要チェックです。