千葉県で開催！ファミマギャラリー10回目のアート展に注目

ファミマギャラリー、第10回目の開催へ

千葉県にて、株式会社ファミリーマートが主催し、千葉県障害者芸術文化活動支援センター「うみのもり」と共催の「ファミマギャラリー」が、2025年6月27日から開催される。このアート展は、障がいのある方々の絵画を展示し、社会への理解を深めることを目的としている。

作品の巡回展示

展覧会の初回はファミリーマート松戸紙敷店で、イートインスペースを利用して行われる。展示作品には、同センターが主催する令和6年度展覧会の受賞作品が含まれており、訪れる人たちに特別な体験を提供してくれる。たとえば、土部零士さんの「Look at me」は、自己表現の喜びと、それを支える人への感謝の気持ちを色鮮やかに描き出している。

作品の特徴

「Look at me」に続くもう一つの作品、えっちゃんさんの「ゆめのメリーゴーランド」は、メルヘン感溢れるデザインで、絵を描く楽しさを表現した作品である。彼女は受賞時の喜びを分かち合いたいという思いを込めてこの絵を制作した。これらの作品を鑑賞することで、多くの人々が障がいのある方々の世界に触れ、心の繋がりが生まれることを期待したい。

参加者からの感想を募集中

今年度の開催では、障がいのある方々が制作した作品を鑑賞した方々の感想やメッセージが募集されている。店舗に付随するQRコードを使って、参加者からの思いや声を直接作者へ届ける仕組みだ。これにより、作者たちの活動がより身近に感じられるだけでなく、交流が生まれるきっかけにもなる。

地域との協力

「ファミマギャラリー」は、全国各地での展開を通じて、地域の障がいのある方々の表現活動を支援し、社会参加を促すことを目指しており、今回で10回目の開催を迎える。千葉県においては、2年連続での開催となり、その効果は明らかだ。特に前回は新たな作品の募集が増加し、多様性豊かな展示内容が実現した。

地域文化を支えるファミリーマート

千葉県環境生活部の貢献者たちは、今回の取り組みが文化芸術の振興に寄与することを強調している。「誰もが文化芸術に触れることができる千葉県」を目指し、ファミリーマートは、どんな人でも気軽にアートを楽しむことができる場を提供している。

このようにして、「ファミマギャラリー」は、障がいのある方々にとって作品を発表する大切な場となり、同時に訪れる人々に感動と共感を提供する。これからも地域との協力を深め、障がいのある方々の文化活動を支える場を増やしていく富士薬品の努力に期待したい。