韓国出身のシンガーソングライター、Kyoungseo(キョンソ)が、自らの楽曲を基にした小説コンテストの最優秀作品を発表しました。このコンテストは、同社イマジカインフォスが運営するゲーム小説サービス『TapNovel』で開催され、Kyoungseoのデビュー曲「Shiny Star」の日本語版「夜空の星を」をテーマにした作品を募集しました。
総量91作品の応募があり、そこから選ばれた10作品の中から、Kyoungseoが直接審査を行う形式で最優秀作が決定されました。最優秀作品に輝いたのは、松田エルナさんによる『虚光のポラリス』です。
この作品では、人気アイドルユニットPolarisのメンバー、あかりが抱える葛藤と成長の物語が描かれています。あかりがアイドルとしての道を捨て故郷に帰ることから物語は始まり、そこで親友ひなたとの再会を果たします。この物語は、少女たちの挫折からの再生をテーマにしており、Kyoungseoの楽曲が物語に力強さを与えていることが特徴です。
Kyoungseoは、選考にあたって「この作品の中の色合いやキャラクターの描写、物語の流れ、タイトルが素晴らしかった」と高く評価し、特に主人公が自身のファンの存在に励まされるシーンが心に響いたと述べています。また、彼女自身の経験からも共感できる部分が多く、自身の楽曲が物語を引き立てたことに満足感を表明しました。
松田エルナさんも受賞の喜びを語り、Kyoungseoの「夜空の星を」や、挑戦的な小説の形式であるTapNovelの魅力を伝え、その成果を多くの人に届けたいと意気込みを見せています。
受賞に伴い、松田さんには賞金5万円が授与され、2025年2月24日には彼女が初めての日本ライブ「Kyoungseo 1st LIVE in JAPAN ~夜空の星を~」に招待されます。また、受賞作『虚光のポラリス』はKyoungseoの公式YouTubeチャンネルにて公開される予定です。
Kyoungseoは、2016年のオーディション出演を経て、2020年にデビュー。人気曲の数々を持ち、今注目のアーティストとして日本市場にも進出しています。
最後に、次回はどのような人々が感動を呼ぶ物語を届けてくれるのか、Kyoungseoと共に期待したいと思います。