母国アメリカから日本へ、テリー・ライリー90歳を祝う祭りが始動！

テリー・ライリー90歳祭りを応援しよう！

音楽界の伝説、テリー・ライリー氏が2025年6月24日に90歳の誕生日を迎えます。この特別な年を祝うため、長年の友人であり、著名な弦楽四重奏団「クロノス・クァルテット」が中心となり、皆さんと共に祝うプロジェクトを立ち上げました。この「テリー・ライリーMatsuri2025」は、2025年1月14日から開始されるクラウドファンディングを通じて資金を募ります。

テリー・ライリーの音楽と人生の歩み

テリー・ライリーは1935年にカリフォルニア州で生まれ、ミニマル・ミュージックの pioneer（先駆者）として知られています。彼はサンフランシスコ州立大学を卒業後、インド古典音楽の巨匠から学びながら、自らの独自な音楽スタイルを確立しました。ライリーの音楽は、ジャズ、ロックなどさまざまな音楽ジャンルに影響を与え、多くのアーティストからリスペクトされています。

特に有名な作品「In C」や「A Rainbow In Curved Air」は、今でも多くの人々に愛されています。2020年に訪日した際、パンデミックにより日本に留まることになり、彼は自然と日本の文化に深く影響を受け、山梨に定住することになりました。

クロノス・クァルテットの挑戦

クロノス・クァルテットは、アメリカ・サンフランシスコを拠点に活動しており、50年以上にわたり、弦楽四重奏の新たな形を追求してきました。彼らは、即興演奏や多様な音楽スタイルを取り入れ、現代音楽の最前線で活動し続けています。彼らの非営利団体「KPAA」を通じて、数多くの作曲家とコラボレーションし、新しい作品の創造にも積極的です。

Matsuri2025の内容

「テリー・ライリーMatsuri2025」では、2つのスペシャルパフォーマンスが企画されています。
1. Birthday Performance』（6月24日） - 誕生日当日に県立音楽堂で関係者のための特別公演を行います。
2. テリー・ライリー生誕90歳を祝うコンサート（6月25日） - テリー・ライリーの新作「サン・リングズ」の日本初演が行われ、クロノス・クァルテットが演奏します。この作品は2022年に中止となった特別な公演のリベンジでもあります。
3. テリー・ライリーとクロノス・クァルテットの共演（6月28日予定） - 両者による即興演奏が行われる貴重な機会です。

クラウドファンディングの申し込み

この特別な祭りを実現するためには、皆さんの支援が欠かせません。クラウドファンディングは2025年1月14日から始まり、目標金額は390万円から600万円。集まった資金はコンサートの制作費やアーティストの宿泊費に充てられます。あなたもこの偉大な音楽家の誕生日を一緒に祝う一翼を担ってみませんか？

音楽を介してのつながり

今回のプロジェクトには、音楽界の著名人たちからの応援メッセージも寄せられています。久石譲さんも、その貢献とテリー・ライリーへの敬意を表明しています。このイベントは、ライリーの音楽をこれまで聴いてきた方だけでなく、まだ聴いたことがない人々にとっても素晴らしい機会です。

文化と音楽が融合し、ここでしか味わえない特別な瞬間を、ぜひ皆さんと一緒に創り出していきましょう。