フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション(FMIC)は、取締役会によって新たにエドワード・バド・コール氏を最高経営責任者(CEO)として任命したことを発表しました。コール氏は2026年1月19日から正式にCEOに就任し、現CEOアンディ・ムーニー氏は同日付で退任する予定です。
コール氏は、アジアパシフィック地域の社長を務めており、消費財、ライフスタイル、ラグジュアリーブランドにおける国際的なキャリアを数十年にわたり築いてきました。FMICへの在籍10年で、アジア太平洋地域の14カ国での事業拡大を先導し、フェンダーの成長戦略の実現に貢献してきた実績があります。
彼のリーダーシップのもと、東京での地域本部設立やオーストラリアでの直販モデルの確立がなされ、さらには中国および韓国市場の開拓も手がけました。これにより、地域内でのEコマースの消費者直販体制の構築と長期的な成長戦略の進行が実現しました。特に、初のフェンダー旗艦店「Fender Flagship Tokyo」の設立は、同社の小売戦略を新たに定義づける要因となりました。
FMIC取締役会のエグゼクティブチェアマンであるマーク・フクナガ氏は、コール氏を新CEOに選任した理由について述べ、彼がフェンダーブランドに対する深い理解と国際的なプレイヤーとの関係構築に成功している点を強調しました。また、ムーニー氏はこの10年間でフェンダーのビジネスを2倍に成長させ、楽器業界におけるリーダーとしての地位を確立してきた功績が認められました。
コール氏は、自身のフェンダーとの個人的なつながりを語り、音楽を通じたコミュニティへの貢献を強調しました。彼はギターを初めて手にした時から、フェンダーが人生の一部であったとし、プレイヤーへのサポートを約束する発言をしています。
コール氏の任命は、フェンダーが世界的に展開し続ける中で新たな歴史を築く重要な一歩です。FMICは1946年の創業以来、数々のブランドを展開し、音楽と文化に影響を与えてきました。その中でコール氏のリーダーシップがどのようにフェンダーの未来に影響を及ぼすか、全世界の音楽コミュニティが注視しています。
この移行を受けて、FMICはさらなる成長と革新の向上に努め、音楽愛好者やアーティストに向けて魅力的な製品と体験を提供し続けることを目指します。コール氏がどのようにフェンダーを導いていくのか、その動向に期待が寄せられています。