マザーグースの魔法
2025-07-08 17:45:53

古楽器と映像が紡ぐマザーグースの不思議な世界

音楽絵本『奇妙なマザーグースの話』の魅力



2025年9月、神奈川県民ホールが主催する音楽絵本『奇妙なマザーグースの話』が、神奈川県内の松田町と清川村で開催されます。このイベントでは、小さなお子様から大人まで、幅広い世代が楽しめる内容となっており、特にマザーグースの魅力を英語の歌と古楽器による演奏を通じて体験することができます。

マザーグースとは?



「マザーグース」とは、イギリスの伝承童謡を指し、「ハンプティ・ダンプティ」や「ロンドン橋おっこちた」など、私たちにもなじみ深い歌が含まれています。この歌たちは17世紀から口承で伝わり、なんとその数は1,000を超えると言われています。マザーグースは、イギリスの階級を超えた一般大衆に親しまれ、教育の基礎とされてきました。
しかし、マザーグースに収められる歌たちには、楽しい内容だけでなく、怖くて奇妙なものも多く存在しています。これらの歌は、古くから人々に共通する「怖さ」に惹かれる気持ちを映し出し、ストレス発散の手段としても機能していると考えられています。このように、言葉遊びやリズム感の楽しさを味わえることは、まさに英語ならではの魅力と言えるでしょう。

音楽絵本の特徴



今回の音楽絵本は、山福朱実による美しい木版画が映像に組み合わされ、加藤リツ子の翻訳による英語の歌と日本語のナレーションが提供されます。演奏には、17~18世紀の楽器が使用され、特に珍しいヴァージナルという楽器の演奏を体験できる貴重な機会です。
出演するのは、メゾ・ソプラノの波多野睦美さんと、バロック・ハープやヴァージナルの第一人者である西山まりえさん。歴史深い音楽に精通した彼女たちが、観客を不思議なマザーグースの世界へと誘います。

公演の詳細



公演の1回目は、2025年9月27日(土)に松田町生涯学習センターで、2回目は9月28日(日)に清川村生涯学習センターで行われます。両日ともに、14時開演で、13時30分から開場します。料金は一般2,000円、24歳以下の方々には500円での提供があり、0歳から3歳までは膝上鑑賞が無料となっています。

チケットは、公式ウェブサイトや窓口で購入可能ですが、特に注目なのは、7月25日にKAme(かながわメンバーズ)向けの先行販売が行われ、その翌日26日からは一般販売がスタートします。

この機会にぜひ、恐るべき魅力と不思議な音楽の世界を体験してみてはいかがでしょうか?マザーグースの秘密を知りたい方や初めて触れるお子様まで、誰もが楽しめる内容になっています。神奈川県民ホールが送る音楽絵本は、あなたを新たな世界へと連れて行くことでしょう。


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