斎藤寅次郎監督生誕120年特集!CS衛星劇場で名作映画が続々放送
2024年の2月と3月、CS衛星劇場では、日本の映画界に大きな足跡を残した斎藤寅次郎監督の生誕120年を記念する特集が行われます。彼は生涯にわたり200本以上の作品を手掛け、その作品の中には今でも愛され続ける名作が多く含まれています。特集では代表作の中から選りすぐりの9作品が放送され、ファンにとっては待望のイベントとなること間違いありません。
特に注目されるのは「子宝騒動」と「明け行く空」の二作品が、活弁トーキー版としてテレビ初放送される点です。この二つの作品は、弁士の佐々木亜希子さんと永田雅代さんの生演奏による魅力的な体験が期待されます。
「子宝騒動」テレビ初放送
「子宝騒動」は1935年に制作された無声映画の傑作で、スラップスティック・コメディとして多くの観客に笑顔を届けました。この作品は、福田家という貧乏人の子だくさんの家庭が描かれており、何と七人目の子供が生まれる予定である中、失業中の父親が家の困窮をどうにか乗り越えようと奮闘する姿が描かれます。放送日は2月17日(月)午後8:15からです。
「明け行く空」もお楽しみに!
続いて、3月6日(木)午後0:15から放送される「明け行く空」の紹介です。この1929年の作品は、日本初の女性脚本家水島あやめによる脚色が施され、母娘の絆が温かく描かれています。嫁いだ先の夫を亡くした恭子が、しばらく娘を実家に残した後、牧師となり再会を果たすという感動的なストーリーです。
その他の特集作品
今回の特集には、他にも多数の名作がラインナップされています。「腰抜け狂騒曲」や「ラッキー百万円娘」、「あっぱれ五人男」など、往年のスターたちが魅せるコメディの数々は、見る人を永遠のユーモアの世界へと誘ってくれるでしょう。美空ひばりが12歳の時に出演した作品も含まれており、当時の貴重な映像を堪能できる貴重な機会です。
斎藤寅次郎監督について
斎藤寅次郎監督は、特に松竹映画の発展に大きく貢献しました。彼が生み出したキャラクター達は今でも多くの人々に愛され続けています。今回の特集によって、彼の偉業を再認識し、もう一度彼の作品に触れることができる良い機会がやってきました。
ぜひ、CS衛星劇場での特集をお見逃しなく!この貴重な作品群をドラマチックに彩る弁士とピアノ演奏のコンビネーションによる生の体験は、視覚と聴覚を満たす贅沢なひとときになることでしょう。斎藤寅次郎監督の魅力あふれる名作たちをぜひ堪能してください。
詳しい放送スケジュールや視聴方法については、こちらからでご確認ください。
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