アナログ音楽の新たな時代を迎える
2024年の年末に発売される季刊誌「季刊・アナログ」86号が、アナログオーディオファンにとって注目の内容となっています。この特集号では、デジタル化が加速度的に進む音楽業界において、再び注目を集めるアナログレコードの魅力とその制作現場に迫ります。
レコード制作の現況
最新の86号では、今アナログレコードがどのように制作されているのか、世界のカッティングエンジニアやマスタリングエンジニアへの特別インタビューを通じて明らかにしています。アナログとデジタルのニーズが交錯する中で、どのように新しいアルバムが誕生し、どのように技術が進化しているのか、興味深い物語が展開されます。また、制作に携わる専門家たちの対談も収録され、アナログ音楽の現場のリアルな声を届けてくれます。
ミドルクラスプレーヤーの魅力
さらに、特集として「この一台があれば確実」というテーマで、日本メーカーのミドルクラスプレーヤーを徹底テストしています。表紙には技術の集大成ともいえるテクニクスのSL-1300Gが登場し、この他にも各社のモデルを比較しながら音質を試す企画が展開されます。33回転、45回転に加えて78回転まで対応したプレーヤーたちが、それぞれの個性を大いに発揮し、音楽の楽しみ方を大きく広げています。
特別インタビュー
この号では、ジャズやフュージョンのトップギタリストであるリー・リトナーの特別インタビューも掲載されています。彼の活動や最新アルバムの魅力を深く掘り下げており、アナログファンにとって貴重な読み物となっています。
レコード悦楽人
誌面では「レコード悦楽人」と題して、ジャズシンガーのウィリアムス浩子さんやヴァイオリニストの小池弘之さんなど、各界の音楽家たちのリスニングルームを訪ねる特集も行われています。その音楽に対する情熱やこだわり、音への愛情が詰まったレポートは、音楽を愛するすべての人にとってインスピレーションとなることでしょう。
新年を迎える一冊
このように、季刊・アナログ86号はアナログオーディオに関連した深い物語から最新情報まで幅広くカバーしています。2024年の新しい年を迎えるにふさわしいボリュームが詰まった本誌を、ぜひ手に取ってみてください。アナログ音楽の持つ独特の魅力を再発見する絶好の機会になるでしょう。
販売情報
「季刊・アナログ」86号は、2024年12月27日(金)に全国書店やネット書店、音元出版の運営するオンラインショップ「PHILEWEB.SHOP」でも購入可能です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。