AI Creative Future Awards(AICA)2026、ついに始動
一般社団法人AICAが2026年6月17日より、「AI Creative Future Awards(AICA)2026」の作品エントリー受付をスタートします。このアワードは、AIの力を借りた新たな創造性の可能性を探求するためのものです。昨年のAICA2025は、世界中のAIクリエイティブな取り組みを調査し、「AIにおける創造性とは何か」というテーマで多くの議論を生み出しました。今年のAICA2026では、初めて一般からの自薦および他薦による公募を実施します。
公募の意義と特徴
AICAは通常のアワードとは異なり、単に応募作品を評価するだけの場ではありません。リサーチャーたちが見つけ出した事例に加え、公募によって集まった作品も同様に扱い、専門家たちによるディスカッションを通じて、AI時代における創造性の本質を探ります。このプロセスは、受賞結果そのものよりも、異なるバックグラウンドや視点を持つメンバーが一つの作品について議論を重ねることに重きを置いています。これにより、参加者がAIがもたらす新たな可能性を考える知的な資産を獲得できることを目指しています。
エントリーについて
エントリーは2026年6月17日から始まり、9月13日の23:59まで受付が行われます。対象となるのは、AIを用いたクリエイティブなプロジェクト全般で、広告、アート、音楽、映像、ゲーム、プロダクト、研究プロジェクトなどさまざまなジャンルが含まれます。応募方法は自薦・他薦が可能で、詳細は
公式サイトを参照してください。
審査プロセス
AICAでは、専任リサーチャーがグローバルなAIクリエイティブの取り組みを常に調査し続けています。今年から始まる公募は、そのリサーチを補完し、多様な創造性と出会うための新たな取り組みと位置付けられています。評価の基準は単なる技術の新規性を超えます。昨年の議論では、AIと人間がいかに共創したかや、新しい表現や体験を生み出すこと、さらには社会や文化に新たな問いを投げかけることが重要視されました。これに加え、今年の議論では新たな視点も取り入れ、より深みのある考察が期待されます。
議論メンバーの紹介
AICA2026では、一貫した議論体制を維持しています。議長にはBASSDRUMのテクニカルディレクターである清水幹太氏、審査員にはデザインエンジニアの緒方壽人氏やアーティストの徳井直生氏、さらに東京大学や東京工科大学の教授陣が名を連ねています。
まとめ
AICAは、受賞結果以上に「なぜその作品が選ばれたのか」というプロセスに重きを置きます。AI時代における創造性には正解がなく、多様な視点からの対話が不可欠です。清水幹太議長は「今回の公募を通じて、最も面白い領域であるAICAに仲間が増えることを期待しています」とコメントしました。
このアワードは、AI時代の創造性を探る場であり、さまざまな分野からの視点を取り入れながら新しい表現や文化についての議論を深めることを目指しています。今後の動向に注目です。