JBL Summit Ama - 新たな音響の頂点
JBLによる新しいブックシェルフスピーカー「JBL Summit Ama」が、2025年秋に市場に登場することが発表されました。これはJBLのフラッグシップスピーカーの系譜を受け継いだ最上位モデルであり、伝統的な技術と最新の革新を融合させた製品です。
JBLの歴史と革新
JBLは1950年代に創業し、その後、数々の伝説的スピーカーを生み出してきました。D30085 HartsfieldやD44000 Paragonを始まりとし、80年代にはProject EVEREST DD55000やProject K2 S9500といったプロジェクトモデルが登場。これらは、オーディオ再生の世界に革新をもたらしました。2000年代以降も続くその進化は、時代を超えて愛されてきた理由でもあります。特に、日本市場においてはワイヤレススピーカーの販売台数が7年連続No.1という実績も、JBLの確かな信頼性を物語っています。
2024年にはブランドの創立80周年を迎えるJBLは、新たに「JBL Summit」シリーズを展開し、その第1弾製品として「JBL Summit Ama」を発表しました。このスピーカーは、エベレストの南西にある峰「Ama Dablam」に由来し、その名は「母の首飾り」という意味を持つことからも分かるように、美しいデザインを強調しています。
卓越した音響技術
「JBL Summit Ama」は、JBL独自の技術であるD2コンプレッションドライバーやHDI™ホーンを搭載した200mm径の2ウェイ構成が特徴です。これによって、音楽信号の純度が高く保たれ、リスニング体験は一段と洗練されることでしょう。また、特に注目すべきはMultiCap™クロスオーバーネットワークの採用です。これにより、応答速度が向上し、よりリアルな音楽表現が可能となっています。
デザイン面でも、「Summit Ama」はカーボンファイバーで強化されたフロントバッフルを持ち、堅牢なキャビネット設計により共振を排除しています。高級感のあるハイグロス・エボニー天然木突板仕上げも、見た目の美しさを引き立てています。
仕様と価格
- - 製品名: JBL Summit Ama
- - タイプ: 200mm径2ウェイ・ブックシェルフ型スピーカー
- - 推奨アンプ出力: 25~200W
- - インピーダンス: 4Ω
- - 感度: 84dB
- - 周波数特性: 34Hz~25kHz
- - クロスオーバー周波数: 1,600Hz
- - 外形寸法: 本体308×476×336mm・スタンド412×551×412mm
- - 重量: 本体26.8kg・スタンド20.5kg
- - 価格: ¥1,430,000(税込)
JBL製品への期待
今後、JBLの新たな高級スピーカー「JBL Summit Ama」がどのように市場で受け入れられるか、非常に楽しみです。サウンドのクオリティと共に、その美しいデザインも注目を集めることでしょう。音響への情熱と技術の結晶であるこの製品は、多くのオーディオファンにとって願ってもない一品となりそうです。
公式サイト
詳しい情報や製品の購入は、ハーマンインターナショナル株式会社の公式ウェブサイトやJBLオンラインストアをご覧ください。