震災から15年、福島の文化発信を目指すアート展
2026年3月5日、福島県福島市にあるコラッセふくしまで「二人の巨匠、東山魁夷と千住博展」が始まります。この特別な展覧会は、震災から15年を迎える福島で、文化芸術の力を通じて未来に向けた希望の発信を目指しています。
1. 展覧会の概要と見どころ
本展覧会では、日本画の巨匠である東山魁夷と現代の名匠、千住博が中心に据えられます。さらに、同時代に活動した杉山寧や高山辰雄などの貴重な作品も合わせて、計36点が紹介される予定です。特に、東山魁夷の《風吹く浜》と千住博の《滝図》の原画は、展示の大きなポイントとなります。これらの日本画の名作を間近で観賞できる機会は貴重で、芸術に触れることで心の豊かさを感じることができるでしょう。
2. 福島開催の意義
震災から15年の節目を迎える福島。この展覧会の開催は、地域の文化や芸術振興を促進する重要な機会とされています。展覧会のチケット販売の一部は、福島県と福島市に寄付され、震災の影響を受けた地域の復興に役立てられます。主催者は、芸術を通じて得られる「静けさ」と「希望」を地域の皆さんと共に広めていく意図があるとコメントしています。
3. 大ゴッホ展と同時開催
さらに興味深い点は、同時期に福島県立美術館で開催される「大ゴッホ展」との連携です。この機会を通じて、世界的な巨匠と日本の巨匠の作品を同時に楽しめることは、福島という地域において新たな文化の風を吹かせるでしょう。観客は、日本と海外の名作を一度に堪能できるこの状況を逃さず、心に残る体験を得ることができるはずです。
4. 初日の特別イベント
展覧会初日には、特別講演やトークイベントが予定されています。著名な画家の千住博氏が登壇し、展覧会の魅力を語る他、阪田徹 Ph.D.が学術的な視点から本展を紹介する貴重な機会が提供されます。このイベントは、アートを通じて人々が交流し、理解を深める場ともなるでしょう。
5. 展覧会の詳細
展覧会の開催期間は2026年3月5日から5月10日まで、開館時間は9:30から17:00で、最終入館は16:30です。会期中は無休とのことで、観覧券は前売りで販売され、平日は2,500円、土日祝は2,800円の設定がされています。教育プログラムとして、中・高生は500円、小学生以下は無料で観覧可能です。
故郷の福島から発信されるこの展覧会は、地域の活性化のみならず、芸術を通じた心の復興を呼びかけるきっかけとなるでしょう。皆さんもぜひ、この機会に福島を訪れ、巨匠たちの作品を通じて深い感動を体験してみてはいかがでしょうか。