転倒災害を防ぐ新しい健康支援プログラムの概要と特徴

転倒災害予防の新プログラムが始動

株式会社ルネサンスは、2025年7月1日より「からだチェック＆エクササイズ～バランスボール～」という新しい健康支援プログラムを企業や健康保険組合向けに提供開始します。このプログラムは、従業員の健康管理と転倒災害の予防を目的としています。

プログラム開発の背景

厚生労働省の調査によると、労働災害による死傷者数は2024年に前年に比べて増加しています。特に「転倒」による事故が最も多く、その数は36,378人に上ります。企業は、転倒事故が招く長期的な休業や医療費の増加を懸念しています。また、働き盛り世代で運動習慣がある人の割合は特に低く、健康維持が重要課題となっています。

当社は、2022年度から提供している転倒予防プログラムの受託件数が約19倍に増加した実績があり、企業や自治体からの導入が進んでいます。こうした状況を踏まえ、より効果的なプログラムを開発する必要があったのです。

プログラムの内容

「からだチェック＆エクササイズ～バランスボール～」では、バランスボールを使用した体幹トレーニングを行うことで、転倒リスクを低減し健康意識を高めることを目指します。プログラムは、以下のような流れで進行します。

1. 事前測定会：身体機能チェックやエクササイズの実践を行います。
2. バランスボールの使用：2〜3ヶ月間、参加者は自宅で用意された動画や資料を参照しながらエクササイズを行ないます。
3. 事後測定会：再度身体機能をチェックし、エクササイズの実践を確認します。

このプログラムは、業務に支障をきたさずに体幹を鍛えることができるよう設計されており、効果の「見える化」により参加者のモチベーション向上が図られます。さらに、全てのプログラムが医師監修のもとに設計されています。