トミーヒルフィガーがセーリングへのオマージュを捧げる新コレクションを発表

トミーヒルフィガー、セーリングにインスパイアされた新コレクションを発表

アメリカのライフスタイルブランド、トミーヒルフィガーが、2025年春に向けて新たなコレクション「ヒルフィガーセーリング」を発表しました。このコレクションは、ブランドが海との深い結びつきからインスパイアを受け、過去のアーカイブのシルエットを現代的に再解釈したものとなっています。

セーリングの情熱が息づくコレクション

トミー・ヒルフィガーは90年代からセーリングにインスパイアされたデザインを展開し続けてきました。新たな「ヒルフィガーセーリング」コレクションは、レガッタの世界観を取り入れつつ、航海の伝統と最新のイノベーションを融合させたものです。ブランドは、40年にわたって培ってきた海との関係を祝うと同時に、クラシックなデザインに新たな命を吹き込み、過去と現在をつなぐ架け橋となることを目指しています。

トミー・ヒルフィガーは、「大海原とヨットのライフスタイルは、常に自由と冒険をもたらす」と語ります。彼の情熱は、セーリングに対する思いを形にすることで表現されており、リラックスしたセーリングスタイルとタイムレスなプレッピースタイルを融合させることに成功しています。このコレクションは、ブランドのパイオニア精神を反映し、航海のヘリテージを近代的に解釈したものとなっています。

カプセルコレクションの魅力

16アイテムからなるこのカプセルコレクションは、ハドソン川での航海にインスパイアされたデザインが特徴です。デザイナーは過去のアーカイブを掘り下げ、ヴィンテージのノスタルジアと現代的なパフォーマンスを融合させています。レガッタジャケットは、ストライプTシャツと組み合わせることで新たなスタイルを提案しており、ロープや信号旗などのアイコニックなモチーフが取り入れられています。

色彩に関しては、洗練されたレッドとグリーンを基にしたカラーパレットが、リフレッシュしたコースタルスタイルを引き立てています。こうしたデザインは、トミーヒルフィガーのスポーツとスタイルの融合をさらに強化する役割を果たしています。

航海とファッションの融合

トミーヒルフィガーのデザイン哲学は、セーリングへの情熱を根本に据えています。2003年にはセーリング競技に着手し、世界トップクラスのクルーとのパートナーシップを築きました。これにより、パフォーマンスを重視したイノベーションとクラシックなアメリカスタイルの融合に成功しています。

ブランドのオリジナルロゴは、ネイビーのバーで縁取られた大胆な長方形の「旗」としてデビューし、ヒルフィガーのイニシャルを海上の信号旗で表現したものです。このロゴは、40年経った今でもファッション界で最もよく知られたシンボルの一つに成長しました。

現在、トミーヒルフィガーはU.S. Sail GP Teamのスポンサーとしての役割も果たしており、新たな展開を見せています。

「ヒルフィガーセーリング」コレクションは、2025年4月1日から特定店舗にて発売を開始しています。