日本フィルの音楽祭
2025-11-14 14:01:31

山田和樹と共演する日本フィルが贈る、フランス音楽の饗宴

山田和樹と日本フィルの素晴らしい共演



2025年11月28日、29日にかけて、日本フィルハーモニー交響楽団が第776回東京定期演奏会を開催します。この公演では、国際的にも活躍する指揮者・山田和樹が登場し、フランスの名曲を中心にプログラムが組まれています。特に、ラヴェルの《ボレロ》や武満徹の作品がオーケストラの魅力を引き立てます。

世界からの評価を受ける指揮者



山田和樹は、ベルリン・フィルでのデビュー公演を成功させ、さらにその名声を高めています。彼が日本フィルの正指揮者として過ごした10年間の経験が、彼の音楽観にも色濃く影響を与えており、日本フィルは彼にとって特別な存在であることは間違いありません。彼は多忙なスケジュールの中で年に一度、必ず日本フィルに帰ってくると約束しています。

プログラムの特徴



今回の演奏会は、久しぶりに邦人作品とフランス音楽に焦点を当てたプログラムです。コンサートは、ドビュッシーの最後の管弦楽作品《遊戯》から始まり、続いて武満徹の「マイ・ウェイ・オヴ・ライフ」が演奏されます。この作品は、英訳された田村隆一の詩を取り入れ、幸福感に満ちたメロディが特徴です。後半にはラヴェルの《ボレロ》がお目見えし、クライマックスを迎えます。さらに、フランスの作曲家プーランクによる《スターバト・マーテル》が最後を飾ります。

日本フィルにかける熱い思い



インタビューでは、山田が「うちのオケ」と言う際には日本フィルを指すことが強調されました。彼にとって、日本フィルはただのオーケストラではなく、自身の音楽キャリアの一部であり、特別な絆があります。「このオーケストラにはキラキラした何かがある」と語る彼は、演奏の際には会場全体が一体となり、音楽が生き生きと響く瞬間を大切にしています。

深いメッセージを持つプログラム



山田は、今回のプログラムの背後にあるメッセージについても触れています。「一見バラバラに見える曲たちも、通して聴くと『われわれはどこから来てどこへ行くのか?』という問いが浮かび上がるかもしれません」と、音楽には深い意味があることを示唆しました。演奏会を通じて、観客は音楽の持つ力を再確認することでしょう。

チケット情報



このイベントは、両日ともにプレトークが行われ、山田和樹自身がコンサートに関するディスカッションを行います。各種チケットは販売中で、特に29日の公演はすでに完売。28日の公演も残席が僅少となっています。

演奏会の詳細


  • - 日時: 2025年11月28日 (金) 19:00 開演 (18:20開場)
  • - 場所: サントリーホール
  • - 指揮: 山田和樹
  • - ソリスト: バリトン加耒徹、ソプラノ熊木夕茉
  • - 合唱: 東京音楽大学
  • - 演目: ドビュッシー《遊戯》、武満徹「マイ・ウェイ・オヴ・ライフ」、ラヴェル《ボレロ》、プーランク《スターバト・マーテル》
  • - チケット料金: S席 ¥10,000 / A席 ¥9,000 / B席 ¥7,500 / C席 ¥6,000 / Ys席 ¥2,500(25歳以下対象)

詳しい情報は、日本フィルハーモニー交響楽団の公式サイトをご覧ください。


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